50代、女ひとり旅ログ

~持病があるため、もっぱらひとり旅です~

五島列島、堂崎天主堂へ。完全なる静寂を味わう。

五島列島、福江島滞在3日目、とんでもない豪雨にみまわれ、なんとホテルに缶詰め状態となりました(涙)。

 

本当はこの日、午前中はツアーバスで映画『悪人』の舞台となった大瀬崎灯台を見に行き、午後は長崎市内に移動する予定でしたが、全てキャンセルに。

 

雨が窓ガラスを叩きつけるホテルの部屋でひとり、「明日はぜったいにどこかに行きたい!福江島でどこか良いところはないだろうか」と検索をかけていたところ、見つかったのが「堂崎天主堂」でした。

 

市バスで堂崎天主堂へ行ける!

福江島4日目、ホテルで朝食もとらずに早々にチェックアウトし荷物を預けると、お隣の「カンパーナホテル」へと向かいました。

 

私が止まった「GOTO TSUBAKI HOTEL」と「カンパーナホテル」は同系列のホテルだそうです。

 

私の印象では、前者はシンプルきれい、後者は女性向けメルヘン、という感じ(カンパーナホテルのお部屋は見ていませんが)

 

8時11分「カンパーナホテル前」発のバスを待ちつつ、ホテル内の売店に立ち寄ってみました。

 

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(↑ カンパーナホテルのロビー)

 

売店で、たまたまかの有名な「堂崎マドレーヌ」を発見!!

 


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朝食を食べていなかったので、これはラッキーでした♫

 

ここから堂崎天主堂を見学し、福江島市内に戻ってくるまで、このマドレーヌ一個でやりすごしました(笑)

 

お味の方は、かなり美味しかったですよ。もう何個か買っておくんだったな、とちょっぴり後悔。

 

定刻通りにやってきた市バスに乗ると、乗客はなんと私を含めて二人!

 

しかも、「堂崎天主堂入口」バス停に着く頃には、乗客は私ひとりとなっていました。

 

⭐︎堂崎天主堂の場所はこちら。前々日に訪れた久賀島の浜脇教会と海を挟んで向き合う形になっています。↓

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さて、バスに20分ほど揺られていると、バス停に到着しました。

 


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ですが、反対側(帰りに利用するバス停)の標識がどこにも見当たりません。

 

降りる時に運転手さんに

 

「あの、帰りのバス停はどこにあるんでしょう?」

 

と尋ねると、運転手さんは反対側のガードレールを指差し、

 

「あぁ、そのへんにいてくれたらいいよ」

 

と一言!(笑)

 

なんともアバウトな停留所でした。

 

 

 

朝8時半、ひとっこひとりいない海辺の道をゆっくりと進みます。


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聞こえるのは、風の音と鳥のさえずりだけ。

 

信じられないくらい静かで、ちょっと怖いくらい。

 

なんか、文字にすると嘘くさくなってしまうのですが。

 

「この世に私以外、誰も存在しない」

 

そんな感覚でした。

 

 

 

しばらく歩みを進めると、漁師さんの姿が見えホッとしたのを覚えています。

 


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荒天の翌朝でしたので風が強く、厚い雲が太陽を隠してしまう瞬間もしばしばありました。


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それでも、とってもとっても美しかったです。

 

ひたすら「キレイ~!やばい~!」と語彙力皆無状態で呟きながら歩き続けました(自分用の動画に残っています笑)

 

 

 

こちらは「堂崎マドレーヌ」の直売所です。でもやっていませんでした(ホテルで買っておいてよかった!)


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さぁ、いよいよ堂崎天主堂に到着です!

 

堂崎天主堂(キリシタン資料館)


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9時開館なので、近くでしばし待ちます。

 

空気が澄んでいて、いっぱい深呼吸しました。

 

こんなところがまだ日本にもあるんだなぁと、本当に感動しました。


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どうやら私が一番乗りのようです。

 

教会の表側に回ります。

 

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いい感じで晴れてくれています!

 

この隙に写真写真!


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飛行機雲か出てます。

 

 

すぐには教会内部に入らず、庭園を見て回ることにしました。


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(↑ 聖ヨハネ五島殉教像)

 

いきなり衝撃的な像が目に飛び込んできました。

 

ヨハネ五島は1579年に五島列島で生まれました。

 

1597年、19歳の時に長崎西坂で殉教しています。

 

☆長崎の西坂については、こちらの記事で少し触れています。

mariebelle.hatenablog.jp

 


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(↑ アルメイダの宣教碑「出会いの日」)

 

五島の人々とキリスト教との出会いを記念するものだそうです。



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(↑ 奥にマリア像が見えます)


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堂崎天主堂の中は現在、キリシタン資料館となっています。

 

潜伏キリシタンに関心がある私にとっては、心震える場所でした。

 

じっくり、じっくり見てまわりました。

 

先程、殉教像をご紹介しました聖ヨハネ五島の「聖骨」まで展示されていて驚きました(もちろん撮影厳禁)

 

聖ヨハネ五島は、神父の身代わりに殉教しているんですよね……

 

19歳の若さで。

 

信仰心とはかくも人を忍耐強くさせるものなのでしょうか。

 

無宗教の私にはわかりません。

 

どれだけ潜伏キリシタンのことについて知っても、やはりその心を完全に理解することはできないんですよね。

 

 

しばらくすると、うるさい団体客が入ってきたので退散しました。

 

信じられないことに、教会内で大爆笑したり、写真をパシャパシャ撮っているではないですか!

 

……日本人団体ツアー客でした。

 


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教会前には海が広がっています。

 

「静寂」という言葉がピッタリの場所でしたが、先程のツアー客がやってきたので、そそくさと退散。

 

朝イチで来て本当によかったなと思いました。

 

短い時間ではあっても、完全な「静寂」を味わえたからです。

 

帰りのバスに乗れるか?!

さて、帰りのバスは10:48で、これを逃すと次は3時間後です!

 

乗り遅れないよう、早めにバス停へと向かいます。

 

私以外の人たちは、大体観光バスかレンタカーで来ていたように思います。

 

誰もいない道を再びテクテクと歩き始めると、隣を車や観光バスが過ぎていきます。

 

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風が強くなり、空が厚い雲に覆われ始めました。

 

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途中で小綺麗な公衆トイレに立ち寄りつつ、20分弱ほど歩くと「バス停らしき場所」に着きました。

 

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なにせバス停の標識がないので不安が拭えません。

 

バスが来るまで10分以上あったので、近くの石に腰掛けていると、

 

「あの〜! タクシー呼びました?」

 

と声をかけられました。

 

振り向くと、タクシーの窓から運転手さんが顔を出してこちらを見ています。

 

いいえ、と答えた私でしたが、たしかにこんなところに腰掛けていたらそう思われても不思議はないなと思いました笑

 

かなり怖かったのですが、時刻通りにバスは来てくれました!

 

止まって〜!という気持ちを込めて、手を挙げてみました笑

 

これで帰りの飛行機に無事間に合いそうです。

 

ちなみに、バス代はなぜか往復で異なり、合計で千円弱でした。

 

バスの窓からは美しい海を眺めることができますし、乗客もほとんどいないので快適(帰りは私を含め三名)。

 

福江市街から堂崎天主堂まで市バスで行けるんだってことをお伝えしたくて、この記事を書きました。

 

誰もいない静かな海辺の道を、鳥のさえずりをBGMに歩き続ける。

 

とことん「ひとり」を感じる時間。

 

幸せなひとときでした。

 

 

 

バスを降り、ホテルで荷物をピックアップする前に一息つこうとレトロな喫茶店に入りました。

 

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コーヒーをゆっくりと味わいながら撮ったばかりの写真を眺めます。

 

「よくひとりであそこまで行ったよなぁ〜」

 

ちょっぴり自分に自信がついたような気がしました。

 

 

 

さて、これで五島列島の旅も終わりです。

 

自分自身の内側と繋がる旅だったなぁと感じます。

 

次は五島列島の別の島を訪れてみたいなと思っています。

 

ここまで来たら、他のキリスト教関連遺産も訪れてみたいのです。

 

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グルメ(最高でした!)については、別記事で書きたいと思います。

 

 

 

おわり。