熊に遭遇したら?対処法は?~実話から学んだこと~
先日、クマ出没に関するある記事を読み、急に野生のクマと人間の共存について書きたくなりました。
★t0zawaさんのブログです👇(コメント主は私)
連日現れるクマたち - t0zawa’s blog
そこで今回は、何年か前に見た①クマに殺されてしまった学生たちを特集した番組と、②クマと共存する北国のおじさんの生活についてお伝えしたいと思います。
①も②も実話であるだけに、胸に迫るものがありました。
私は両番組で学んだことを、すぐに娘に伝えました。
熊に殺されてしまった学生たち
なんとなく暇でテレビをつけていたら始まったこの番組。
最初は見るともなしに…という感じだったのですが、途中から目が釘付けになり、番組途中からは汗をかきながら食い入るように視聴しました。
その悲劇が起きたのは、野生のクマの対処法が国民一般の知るところになる前のことです(だいぶ前に見た番組なので、細かい情報は忘れてしまいました。ご了承ください)。
ある大学生のパーティー(お祭り騒ぎの「パーティー」ではありません。複数人で構成される登山グループのことです)が、登山に出発しました。たしか、5,6人のパーティーだったと記憶しています。
途中、テントを張って休むことにした彼ら。
テントから少し離れたところで景色を眺め、戻ってくると、1匹のクマが彼らのリュックをテントから持ち出し、中に顔を突っ込んで食べ物を物色していました!
驚いた彼らは、少し離れたところから鍋などをガンガン叩き、声を上げ、クマを追い払います。
大きな音に驚いたクマは逃げます。
そこまではよかったのです。
その後すぐに彼らは、「くせーな!」と言いながら、クマが食べ物を物色していたリュックを取り返します。
専門家によると、この行動が悲劇を招いたとのこと。
翌日から、彼らは行く先々で、そのクマに遭遇することになります。
なんと、クマはせっかく自分がゲットした食べ物を、彼らに取られてしまったと思ったようなのです!!
そして最初の悲劇が訪れます。
クマが目の前に現れ、慌てふためいた彼らは、ちりじりに全速力で逃げ出します!
ある学生は脚を負傷していたため、その友人が彼に肩を貸します。
この二人は動くことができません。
クマの前で棒立ちです。
さて、クマはどうしたと思いますか?
クマは、目の前の二人はスルーして、全速力でそれぞれ別方向へと駆け出した残りのメンバーのうちのひとりにターゲットを絞り、追いかけたのです!
結局、最後まで生き残ることができたのは、脚を怪我していた学生と、その子に肩を貸していた友人だけでした。
クマは、数人でいる人間を脅威に感じるそうです。
なので、ひとりの方が狙われやすい。
そしてさらに、(i)クマには絶対に背中を向けてはならず、(ii)走ってはいけないとのことでした。
怪我をした学生とその友人は、当然走れる状態ではなかったうえ、恐怖のあまりクマを目前に立ちすくんでいましたが、結果的にはそれが幸いしたというわけですね。
熊と共存する北国のおじさん
こちらはNHKの番組でした。
いきなりクマの交尾のシーンから始まり、面食らったのを覚えています。
クマの交尾を少し離れたところから眺めている、あるおじさん。
クマはそのおじさんの存在に気付きますが、おじさんが低いけれど大きな響く声で
「コラァァァーーーーーッツ!!!」と叫ぶと、一目散に逃げていきました。
このおじさんは、北国のある漁村で生活しています。
生活のために、その地へ出稼ぎにやってきたおじさん。
最初の頃こそうまくいっていましたが、クマが出没するようになってから、徐々にその漁村は廃れていきました。
というのも、漁師仲間がみなクマを恐れ、漁場に近付かなくなったからです。
このままでは生きていけないと考えたおじさん。なんとかクマと共存する方法はないかと考えます。
その結果として生まれたのが、先程書いた
「コラァァァーーーーーッツ!!!」
なのでした。
クマは、低い声を恐れるとのこと。
大きく響く声で怒鳴れば、自分を恐れ逃げていく。
その際に忘れてはいけないのが、(i)クマの目を見つめ続けるということと、(ii)背中を向けてはいけない、ということでした。
先程お話した学生パーティーの悲劇とも繋がりますよね?
クマに「自分はお前たちよりも強い」と思わせることが肝心だとおじさんは言っていました。
熊に遭遇したら?対処法まとめ
上の二つの番組から学んだことをまとめると、次のようになります。
万一、クマに遭遇したら:
- クマが一度手にした食料は、絶対に取り返さない。
- ひとりよりも複数人で行動する。
- クマの目を見つけ続ける。
- 背中を見せない。
- 走らない。
- 「コラァァァーーーーーッツ!!!」と、低い声で威嚇する。
- とにかく落ち着いて行動する。
私のように市街地で暮らしていたら、クマに遭遇する可能性はほぼないといえます。
でも、旅行先で遭遇する可能性はゼロではありません。
知っていて損のない情報なのではないかと思い、今回記事にしてみました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
皆さん、良い一日をお過ごしくださいね😊
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