京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

女の前で他の女性を褒める男。

女性の皆さんは、恋人や夫が自分の前で他の女性を褒め始めたらどう感じるだろうか。 うちの夫は女性アイドルに興味があるため、たまにポロッと本音が出てしまうのだが、そんなとき私としてはやはりいい気はしない。 心が狭いのかもしれないが、正直「面白く…

占星術がテーマの小説。見えていなかった自分を知る。

先日、図書館でてきとーに選んだ本の話をした。 そのうちの1冊が、こちらの『京都船岡山アストロロジー2~星と創作のアンサンブル』である。 mabelle.life (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentSc…

『定年オヤジ改造計画』夫源病を患う妻を仮病という夫

垣谷美雨さんの『定年親父改造計画』と言う作品を読みました。 読む前までは、内館牧子さんの『終わった人』のような内容なのかなと想像していました。 以前、『終わった人』については記事にしました。 mabelle.life 『終わった人』との違い 俺サマ夫、ツネ…

『子育てはもう卒業します』感想。40代~60代にオススメ!

いまハマりにハマっている垣谷美雨さんの小説『子育てはもう卒業します』を読みました。 3人の女性の18歳から55歳までが、過去と現在を行きつ戻りつ、丁寧に描かれています。 共感するところがたくさんある作品で、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいな…

つぶしてもいい人間。

最近ハマっている垣谷美雨さんの小説に、「つぶしてもいい人間」という表現が出てきました。 いままで生きてきて、「つぶしてもいい人間」という言葉を聞いたことがなかったので、衝撃を受けました。 それと同時に、絶対に他人に自分のことを「つぶしてもい…

『スター』朝井リョウ~一般人がスターになれる時代。

朝井リョウさんって本当に天才。 朝井さんの作品を読む度にため息がでます。 先日、娘の悩みにうまく答えられないという記事を書きましたが、今回読んだ『スター』は、偶然にも娘の悩みに答えてくれる内容でもありました。 mabelle.life もちろん、<A=B>…

親婚活(親による代理婚活)ってシビアなのね…

何年か前、自分の力で結婚相手を見つけられない子供に代わり、親が婚活をするいわゆる「親婚活」が流行っていると耳にしました。 仕事が忙しく、恋愛をする余裕のない男性や、周りに男性がおらず出逢いのない女性などの親が利用している印象でした。 なぜこ…

『本を読む女』本好きは主人公の中に自分を見る?

他人から、特に目上の人から褒められた経験のある事については、やはり一度は思う存分取り組んでみるべきなのだろう。 また、短くない期間、頭を占めている「憧れのライフスタイル」のようなものがあるのならば、一度は「どうしたらそのライフスタイルを実現…

『ニュータウンは黄昏れて』~上等な男を見つけるのよ

みなさんこんにちは。 第1回ワクチン接種後、腕が痛すぎてなにもできずひたすら本を読んでいたのですが、この小説がとんでもなく面白かったので、今日は紹介記事を書いてみたいと思います。 『ニュータウンは黄昏れて』垣谷美雨著 母親の頼子 娘のことり ど…

『すぐ死ぬんだから』感想~人は中身か見た目か?~

突然ですが、皆さんに質問です。 【70を過ぎたとします。いつまでもオシャレに気を抜かず、「若い」と言われるよう努力したいですか?それとも、老いたら「楽ちんなのがいちばん」と思いますか?】 さぁ、みなさんはこの質問になんと答えたでしょうか。 実…

白石一文 新刊『我が産声を聞きに』~読まなきゃ損~

「ものすごい小説を読んでしまった」 読み終えたあと、そう思いました。 真夜中に読み終えたのですが、案の定興奮して眠れず。 それと同時に、自分が著者の意図をしっかりと把握できたのかどうか不安になりました。 ちょっと人生観が変わりそうな小説です。 …

『ママナラナイ』井上荒野~肉体の変化は止められない~

今日は、井上荒野さんの『ママナラナイ』という短編集をご紹介したいと思います。 『ママナラナイ』井上荒野 ダイヤモンドウォーター 檻 静かな場所 毛布 ママナラナイ あの娘の名前 『ママナラナイ』おすすめの作品は? 『ママナラナイ』井上荒野 本書は1…

『推し、燃ゆ』はつまらない?オタクによる感想。

『推し、燃ゆ』は、宇佐見りんさんの小説で、第164回芥川賞受賞作です。 綿矢りささん、金原ひとみさんに次ぐ、史上3番目の若さ(21歳)での受賞だそうな。 書店に行くとたくさん積んでありますね。 皆さん、もう読まれましたか? 私は先日読み終え、その…

朝井リョウ『武道館』感想~正しい選択なんてない?

旅先で、あなたはふと目についたレストランに入ることにしました。 食べログなどにも載っていないお店です。 メニューを見て、あなたはハンバーグを選びました。 しかし、そのハンバーグはあまり美味しくありませんでした。 あなたは「しくったな」と思いま…

『彼女は頭が悪いから』感想~白馬の王子様が実は◯◯だったら~

先日、書店に立ち寄った際にふと目に入ったこの本。 『彼女は頭が悪いから』というタイトルに衝撃を受け、購入してみました。 読み終えた後、この作品が数年前に東大生協のベストセラーとなったこと、そして上野千鶴子東大名誉教授が入学式の祝辞で言及され…

老人になる瞬間とは?~『その話は今日はやめておきましょう』より

人って、いつ老人になるんでしょうね。 年齢のくくりではなく、自分がもう「老人」になったなと感じる瞬間の話です。 先日『その話は今日はやめておきましょう』という本を読んでいて、とても興味深い一節があったので、少しご紹介したいと思います。 『その…

朝井リョウ『正欲』~凄まじいレベルの読み応え~

私は作家、朝井リョウ氏のファンです。 佐藤健主演で映画化もされた『何者』がきっかけです。 // リンク 先日、書店でたまたま目に入った朝井氏の最新刊『正欲』。 書評のたぐいはいっさい確認することなく、一冊手に取りすぐにレジに並びました。 前提情報…

女の友情なんてない?それとも…?

女性の皆さん、ご友人はいますか? 私は引っ越しの多い半生だったため、友だちはほぼいません。 性格によるものなのか、それをあまり寂しいとも思わず日々を過ごしています。 今日は、ある小説をご紹介しつつ、女の友情について書いてみたいと思います。 篠…

『終わった人』を全中高年に捧ぐ。「○○と戦っても勝てねンだよ!」

これまでも何度か記事にしてきましたが、私は内館牧子さんの作品が大好きです。 今日ご紹介する内館さんの小説『終わった人』は実は映画化もされていて、3年前に劇場で観ました。 主人公は舘ひろしさん、妻役は黒木瞳さんです。 いわゆる「定年もの」なので…

【女の不作法】不作法だなぁと感じる女性の言動。

あなたは今、小さな雑居ビルの5階にあるクリニックに行くところです。 1階でエレベーターが降りてくるのを待っています。 エレベーターの扉が開き、あなたが乗りこむと、後ろから女性が乗り込んできました。 小さな雑居ビルのエレベーターなので、3人乗れ…

『今度生まれたら』内館牧子著~老いるのは怖い?~

皆さんは「老いるのは怖い」と思っていますか?今日は、70歳の主婦が主人公の、内館牧子著『今度生まれたら』をご紹介しつつ、我々が「老いる」ということに対して恐怖心を抱く原因について考えてみたいと思います。

『嫌われる勇気』~生きる意味ってなに?

先日、カズレーザーさんの人生観がネットで話題になりました。カズレーザーさんは「生きてる意味はない」と言っていました。皆さんは、どう思いますか?本記事ではベストセラー『嫌われる勇気』を引用し、考察を行っています。

孤独を愛して初めて幸せになれる?~『幸福について』ショーペンハウアー

ドイツの哲学者、ショーペンハウアーの著作『幸福について』の内容をご紹介しています。「どうしたら幸福になれるの?」「もっと幸せになりたい!」そう思っている方に、ぜひお読みいただけたらと思います。

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