延世大学語学堂体験談⑩ 最終試験はいかに?!
今回はいよいよ、延世大学語学堂3週間短期課程の最終試験についてお伝えしたいと思います!
最終試験は、語学堂最終日の前日に行われます。
そして最終日には、試験の講評と修了式が行われます。
ワタシが留学した年(2019)にはチュソクが見事なほどにあいだに挟まってしまっていたため、チュソクを韓国で過ごし、その後に最終試験を受けなければなりませんでした。
なので、3週間短期課程とはいうものの、実際には4週間ソウルに滞在していたことになります。
最終試験の時間割と実施方法
まずは時間割です。
- 8:55-10:40 쓰기(ライティング)・말하기(スピーキング)
- 11:10-12:00 듣기(リスニング)
- 12:10-13:00 읽기(リーディング)
いやぁ、ハードでした!!(ヽ´ω`)
なぜ「쓰기」と「말하기」が一緒にされているのかというと、「쓰기」の問題を解きつつ、順番に別室に行って「말하기」の試験を受けるからです。
クラス分けテストのときと同じ方式ですね。
👇クラス分けテストについてはコチラをご覧くださいね♪
「말하기」の試験を受ける順番は、前もって先生から伝えられます。
ワタシは最後、つまり11人目でした。
「말하기」を受け終わったら「쓰기」の教室に戻ってきて続きを解きます。
もちろん、早出しも可能です。
ワタシは「말하기」でとても緊張して体力を奪われたため、「듣기」まで休もうと早目に提出しました。
そしてすぐ近くのカフェに行き休憩していました。
違うクラスの娘と廊下で偶然会いましたが、ワタシは完全に戦闘モード(?)だったため、特に絡むこともせず淡々とひとりで過ごしていましたw
(ちなみに娘はクラスメートに恵まれて、ひじょーに楽しそうに過ごしていましたよ😊)
さて、「듣기」と「읽기」ですが、「듣기」はアドレナリンがいい感じに出ました!
集中しないと解けない感じです。
いいですよね、ワタシはそういう感覚が大好物です!笑
反対に「읽기」は簡単でしたね。
普通に授業に真面目に取り組んでいれば容易に正解できる感じ。
正直、アラフィフのワタクシは疲れ果てていたので、最後の時限が簡単な教科で助かりました^^;
そうそう、最終試験前に語学堂の方できちんと対策をしてくれます♪
この写真は「쓰기」と「듣기」の対策ですが、これをきちんとやっておけば、本番ではある程度良い点数が取れます。
では、「말하기」はどう対策をすればよいのでしょうか?
「말하기」はどうやって対策する?
最終試験の「말하기」は、担任の先生との1対1のインタヴュー形式で行われます。
配点はなんと、80%です!
👇成績評価方法についてはコチラをご覧くださいね♪
実は、先生が事前に「こういう質問をするよ」という例題を9つ提示してくれます。
ネタバレになってしまうとあまりよくないので、ひとつだけこちらに書きますね。
”시간이 있을 때 뭘 해요?”
(時間があるときに何をしますか?)
質問に対し、習った文法を用いて4文以上で答えなければなりません。
本番での先生からの質問数は3個くらいだったのですが、9つのうちどれが飛んできてもいいように、事前に準備をしておく必要があります。
授業時間には、隣の子とペアになりお互いに質問をして答えるという練習もしました。
(コレがなかなかやりいくい。なんか照れくさいんですよね^^;)
そして最後に先生から「これら9つの質問事項がそのまま出るとは限りません」とのお達しが!笑
試験後に周りの子達にどの質問をされたか聞いてみましたが、まぁこの9つから出題されていたといっていいと思います。
先生はとても優しい方(しかも美人!)だったので、緊張はしましたが、笑顔で見守ってくださっていてある程度のびのびと話せた気がしています。
こんな感じで、最終試験は無事終了しました。
ハードでしたが、若い子たちに混ざってこういった試験を受けるということには喜びすら感じました。
青春が戻ってきた感じです!笑
(しかもあれです、60点取れればOKなわけですから(秘)w)
次回は語学堂での最終日の様子をお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。