延世大学語学堂体験記⑨成績評価方法と낭독(朗読)試験について
これまで延世大学語学堂3週間短期課程について様々なことをお伝えしてきました。
今日は、この短期課程の成績評価方法と、成績評価の対象となる「낭독」(朗読)の試験についてお伝えしたいと思います。
成績評価方法(各技能の配点)について
延世大学語学堂では、以下の4つの技能から成績を評価します。
- 쓰기(ライティング)
- 말하기(スピーキング)
- 읽이(リーディング)
- 듣기(リスニング)
各100点満点で、合計400点満点です。
各技能の具体的な評価方法は次のようになります。
- 쓰기:시험(試験)100%
- 말하기:인터뷰(1対1での質疑応答)80% + 3분이야기(3分間スピーチ) 20%
- 읽이:시험 90% + 낭독(朗読)10%
- 듣기:시험100%
以前お話した「恐怖の3分間スピーチ」が、まさかの20%分しか点数配分がないだなんて!!(T_T)
担任の先生とのインタヴュー(1対1での質疑応答)が80%なので、こちらに断然気合いを入れるべきなんですよね~。
でも人前で話すのにヘボイと恥ずかしすぎるからか、3分間スピーチは皆しっかり準備してきていた印象でした。
ところで、「시험(試験)」というのは、語学堂の授業最終日の前日に行われる筆記試験のことです。
시험については、また近々記事にしたいと思っています。
さてみなさん、さきほど総合得点は400点満点だと書きましたが、修了認定されるには何点以上取ればOKだと思いますか??
320 ?
250くらいかな?
まさか、150なんてことはないよね?
はい、答え👇
60点です!(爆)
もう、全然落とす気がないよねwww
なので、緊張せずにのびのびとやればいいのだと思います。
ワタシは性格上、必死になってしまいましたが汗
さて、읽이の中に「낭독(朗読)」という項目がありますね。
これは一体何なのか、ご紹介していきますね。
낭독(朗読)とは?
これは、教科書の指定されたページを前に出て皆の前で声を出して読み上げるテストです。
この試験に関する情報がまったくなかったので、クラスの子に何か知ってるか聞いてみたところ、これまで授業中に勉強した文章題のうちから、ある一つのテキストを読まされるとのことでした。
とりあえず、試験の2日くらい前から、ここ出そうだなと勝手に目星をつけたテキストを声に出して読む練習をしました。
正直、「わ、ここ出たらイヤだな」とかありましたね笑
この試験の配点は、たった10点分しかないのですが、皆の前で読まなきゃなので、それなりにドキドキはしました^^;
さて、語学堂では何かを順番に行う際、必ずくじ引きが行われます。
(このくじ引きのやり方が面白くて、スプーンの丸いところに番号が書いてあって、柄の部分を引くんです。なるほどー!って思いましたw)
ワタシは3分間スピーチの順番決めの際、このくじ引きで、見事1番を獲得しました!笑
そして、朗読試験の日。
なんと、またもや1番を獲得です!!ヽ(^o^)丿
くじ運が強すぎます!www
そして試験が始まりました。
先生に、教卓の前の椅子に座るよう指示されます。
自分の教科書を持っていこうとすると、教科書は持ってこないでいいと言われました。
そして今度は、たくさんの小さな紙切れの中からひとつ選ぶよう言われます。
ひとつ選んで開くと、小さな数字が記載されていました。
「では、○○ページを読んでください」と先生の声。
その数字は、教科書のページ数だった模様。
教科書はその場で先生から手渡されます。
そのとき、自分の教科書を持ってこなくていいと言われた理由がわかりました。
自分の教科書には、発音の仕方がメモしてある可能性があるからなんですね。。。
先生から指示されたページを開いた瞬間「YES !!」と心の中でガッツポーズをしました!
ちゃんと練習をしていたページでした!
まぁ、ひどい間違いはしなかったと思うのですが、心の中ではやはり「一番最初だから基準点にされるな。高得点は望めまい」と思ってましたね(←欲深いw)。
この試験に限っては、順番は後ろの方が得だなと思いました。
だって、朗読してる人以外はみんなテキスト見てていいんですもん。
だから、前の人が読んでいる間、テキストを目で追えるんですよね。
「ここは間違いやすいな」とか「あ、ここに数字がある!」とか、前もってチェックを入れることもできます←(ワタシ数字弱いので)^^;
「もしこの人と同じページが当たったらラッキー」とか思っていた人もいたはずです。
現に、同じページが当たってる人が何人もいましたもん。
という感じで、たかだか10点分の試験なのについ熱くなってしまったワタクシでしたw
次回は担任の先生との1対1のインタヴューについて書きたいと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。