韓国冷麺には水キムチ!~おいしく作るには水キムチが欠かせない。
先日、徳山物産の「大阪鶴橋 徳山冷麺」を作ってみたのですが、ワタシの作り方のせいで、あまり美味しくできなかったお話をしました(注:徳山物産さんは何も悪くありません)
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今日は、前回のリベンジをしたいと思います!
はたして、美味しい韓国冷麺が作れたのでしょうか?
そしてそして、シメにはマリベル特製(?)「韓国風そうめん」をご紹介したいと思います♬
前回韓国冷麺を作った際の反省点
前回の反省点としては、次のようなものがありました。
- 麺もスープもぬるい。
- (キムチを含め)全体的に甘い。
- キュウリが合わない。
そして、改善点としては次の点を挙げていました。
- スープを冷やす!
- 白菜キムチは本場レベルの辛いものを用意する。
- 本場の冷麺に入っている大根のすっぱいやつがあれば最高!
この「大根のすっぱいやつ」の正体がわかりました!
「水キムチ」です!
韓国食品の「水キムチ」とは?
水キムチとは、赤くもなければ辛くもない、汁気の多いキムチです。
本当にこれ「キムチ」?
といいたくなるほど、さっぱりとしていて食べやすい。
赤いキムチよりも乳酸菌の量がかなり多く、体にとても良いそうです。
前回の記事を書いたときには、本場韓国冷麺にのっている大根の正体が「水キムチ」であることに気がつかなかったワタシ。
「あの大根は何だったのだろう?」
と考えているうちに、ある韓流ドラマのイチ場面が思い浮かびました。
体調を崩したヒロインに家族がなんとか食事を摂らせようとしますが、食欲のないヒロインはこれを拒みます。
そこで登場したのが、銀色の食器に入った「水キムチ」でした。
「水キムチ?なにそれ、変なの」
そのときはそれくらいにしか思っていなかったのですが、本場韓国冷麺にのっている酸っぱい大根の正体を探っているときに、このドラマのシーンを思い出したのです。
「あ!あの大根はきっと、ドラマに出てきた水キムチだ!」と直感したワタシは、すぐに水キムチの素をゲットしました。
韓国の夏に欠かせない「水キムチ」を作ってみた!
使用したのは、コチラです!
好きな野菜を切って漬ければいいだけなので、超簡単です!
「漬けて1日待つだけだなんて、簡単じゃーん!」
と舐めていたワタシですが、ここでひとつミスを犯します。
水なすの変色のことを考慮に入れていなかったのです!
後で調べたところ、水キムチに使う野菜は基本的には何でもいいようなのですが、
白菜や大根、きゅうり、にんじんあたりが王道のようなのです。。。
ワタシはコロコロと太った水なすに一目惚れしてしまい、何も考えずに漬けてしまいました。
水キムチのスープの色は、本来であればもっと透明度が高いはずです。
ちょっと赤っぽく濁った色になってしまいました。。。
水なすはどうすれば色移りを防げるのでしょうか?
塩で揉むとかですかね?
もしご存じの方がいらしたら、ご教授ください(T_T)
しかし!!
お味の方はとってもとっても美味しかったです!
夏の体が喜ぶ酸味と冷たいスープ!
水キムチは野菜を食べるだけではなく、栄養が溶け込んだスープもちゃんと飲むのが大切とのこと。
しっかりと飲み干しました^_^
水キムチを作った翌日、出先から真っ赤な顔をして帰ってきた娘。
どうやら暑気あたりをした模様。
「ご飯は?」と聞いても「食べたくない」と言います。
試しに水キムチを出してみたら、最初のうちこそ恐る恐る食べていましたが、気付けば美味しい美味しいとすべて平らげてしまっていました。
そしてその数分後、
「やっぱりご飯食べよっかな」と言うではないですか!
水キムチは食欲の減退するいまの季節にピッタリな食べ物なんだなーとつくづく思いました。
夏バテ防止に我が家では常備しようと決めました。
ジップロック(袋タイプ)に入れて冷蔵庫で保存すれば、1週間位は酸っぱくなりすぎずに美味しくいただけるようです。
さぁ、水キムチが完成したので、これで美味しい韓国冷麺が作れそうです!!
韓国冷麺作りリベンジ!
今回使った冷麺は、近所の韓国食品専門店の自家製麺です(徳山物産さんの商品ではありません)。
<リベンジポイント>
- 食器を冷蔵庫で冷やす。
- 冷麺のタレをきんきんに冷やす。
- 冷麺を茹でたあと、流水と氷を使って十分に冷やす。
- キムチは酸味の強いものを使う。
- トッピングは水キムチ。切っただけの野菜はのせない。
- チャーシューではなく、焼き肉を付ける!
本場の韓国冷麺には、焼き肉が付いてくることが多いです。
今回は本格的にいこうと、お肉も焼いてみました(予算の都合上、豚肉ですがw)
完成した冷麺に、下の写真のキムチをのせて食します♪
<リベンジ成功か?>
- よく冷えた器に、これまたよく冷えた麺。
- 変に甘くない酸味のきいたキムチのおかげで、全体がひきしまった!
- 水キムチの酸味と、冷麺のスープの酸味がマッチ!
- さっぱり味に飽きたところで、焼き肉にキムチを添えて食べると、また冷麺を口に運びたくなる。
前回の失敗点はすべてリベンジできたと思われます!
本音は…
今回作った韓国冷麺は大成功でした!
娘は完食してくれました。
ここからは完全なる私見なのですが:
日本の家庭で作る用に販売されている冷麺は、韓国のものと比べると麺が太く、糸こんにゃく感が否めません。
韓国で食べる冷麺は細くて喉越しがよく、いくらでも食べられそうなほど美味しいのに。。。
あぁ!韓国に冷麺を食べに行きたい!!(T_T)
ただ、今回作った冷麺も、麺の太さ問題を抜かせば、他はすばらしくマッチしていました。
「ひょっとしたら、そうめんで作ったらもっと美味しいかも?」
ふと思い立ち、今度はそうめんで作ってみました!
アレンジそうめん~韓国風~
作り方は簡単です。
市販のめんつゆに、野菜を漬けておいた水キムチのスープを入れるだけです!
めんつゆを水で薄めるのではなく、水キムチのスープで薄めるのです!
氷を入れれば水の代わりになるので、味が濃くなりすぎることもありません。
水キムチは栄養満点ですし、これは体にとてもやさしいレシピだと思います。
これ、めちゃくちゃ美味しかったです!
この「韓国風そうめん」に、焼き肉を添えたら最高なんじゃないかと思います!
本物の「韓国冷麺」は、また韓国に行ける日までのお楽しみとして、
その日までは、この「韓国風そうめん」で、韓国を感じたいと思います!
あー!そうめん最高!!笑
ん??
。。。結局、ワタシの韓国冷麺リベンジは成功したんでしょうかね?笑
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。