京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

韓国語のお勉強~オタク用語~

今日は韓国語版オタク用語をご紹介したいと思います。

ワタシがいま通っている韓国語教室の先生に教えていただいたものです。

 

まずその前に、ワタシが面白いなぁと思った社会的風潮を表す韓国語の表現をご紹介したいと思います。  

 

社会的風潮を表す韓国語

히키코모리「引きこもり」

 

日本語そのままですね。

検索にかけてみたら、

"나는 이렇게 히키코모리가 됐다 !"

「私はこうしてひきこもりになった!」

というタイトルの動画が出てきてビックリしました(汗)

  

방콕 「引きこもり」

 

この"방콕"という単語には、タイの首都「バンコク」という意味もあるので注意が必要です。

 

"방"は「部屋」を意味します。

틀어박히다 「部屋に閉じこもる」の略語だそうな。

 

例)

주말에 뭐 했어?

- 나는 방콕 했어.

 「週末なにしてた?」

「引きこもってたよ」

 

ちなみに、最近この"방"を"집"に言い換えた

집콕

という言葉もよく使われるそうです。

 

さぁ、どういう意味でしょうか?

"집"=「家」です。

 

 

はい、そうです!

「家に引きこもること」=「巣ごもり」ですね。

ステイホームが合言葉の2020年にピッタリの表現だなと思いました。

 

속도위반「デキ婚」

 

속도「速度」

위반「違反」

から来ています。

初めて聞いたとき、言い得て妙だなと感心してしまいました(笑)

 

 

続いて、韓国語版オタク用語をご紹介したいと思います。

 

韓国語版オタク用語

덕후「オタク」(=오타쿠ともいいます!)

 

日本語の「OTAKU」が語源です。

OTAKU」がハングル表記になり、簡略化するために語頭の「オ」が取れ、"덕후"となったそうです。

f:id:mariebelle:20200826200216p:plain

オタクは万国共通?!

例)

저는 아이돌 덕후예요.

「私はアイドルオタクです」

 

 

성덕「成功したオタク」

 

공한 후(成功したオタク)の略語です。

 

オタ活の中で、おいしい思いをたくさんしていたり、認知されていたり、人に語りたくなるような充実したオタ活をしている人を指します。

 

例)

언니는 성덕이네요 !「お姉さんは成功したオタクですね」(褒め言葉です)

 

 

덕계못「失敗したオタク」

 

チケットが取れなかったり、がんばって追っても会えなかったり、、、あまりおいしい思いができないオタクを指します(T_T)

 

"덕후는 탄다"の略語です。

"계"は韓国に昔からある相互扶助組織。みんなでお金を出し合って、お金のない人がそのお金を受け取ることを"계를 타다"というらしい。

なので、"계를 못 탄다"とは、「お金を受け取れない」という意味となり、そこから転じて「運がない」「失敗した」というような意味で使用されているようです。

 

例)

나는 덕계못이야 !「私は失敗したオタクだわ」

 

 

덕질「オタ活」

オタクを表す”덕”に

「~すること、~のような行動」を指す語尾"질"が付いて、「オタ活」です!

 

例)

나는 덕질 때문에 시험 공부 못 했어.「オタ活のせいで試験勉強できなかった」

 

 

입덕「オタ入り」

"입"は"입구"「入口」の「入」ですね。

これにオタクを表す”덕”が付くため、オタ入り、すなわちオタクになることを意味します。

 

★입덕 영상 

"영상"は「映像」ですね。

よって、"입덕 영상"はオタ入り映像、すなわちあるアイドルにハマってしまうきっかけとなる映像を指します。

 

 

휴덕「オタを一時休むこと」

"휴"は"휴학"「休学」の「休」ですね。

これにオタクを表す”덕”が付くため、オタを一時期休むことを意味します。完全にやめてしまうということではないです。

 

 

탈덕「オタ卒」

"탈"は"탈출"「脱出」の「脱」です。

よって탈덕は脱オタ、すなわちオタ卒を意味するわけです。こちらは完全にやめてしまうという意味ですね。

 

 

いかがでしたか?

 

韓国語版オタク用語、面白いですよね。

 

韓国のバラエティー番組を見ていると、普通に上にご紹介したような用語が使われていたりして、「あ!この前習ったやつだ!」と嬉しくなったりします。

 

たとえば先日、『I-LAND』(アイランド)という、いま韓国で行われているアイドルサバイバル番組を見ていたときに、

あるメンバーのとってもカッコイイ映像が流れたんですね。

すると、それをスタジオで見ていたゲストが

「입덕 영상みたい!」と言っていました。

 

こういう多少マニアックな用語を知っておくだけで、より韓国の文化を身近に感じることができるような気がしますよね😊

 

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ