空の巣症候群はつらい!いまからどう防ぐ?どう乗り越える?
空の巣症候群とは、子供が家を出て離れて暮らしたり、結婚のために家を出たあとに母親が感じる憂鬱や不安な感情を意味します。
子供の自立と母親の更年期は重なることが多いですよね。
ただでさえ更年期でつらいのに、そこに空の巣症候群まで加わり、非常にしんどい時期を過ごす女性が多いと聞きます。
では、空の巣症候群はどうしたら防げるのでしょうか。
または、どうやったら乗り越えられるのでしょうか。
今日は、プロの意見を参考に、空の巣症候群について考えてみたいと思います。
空の巣症候群を少しだけ味わった
私には現在大学4年生の娘がいます。
娘は現在通っている地元の大学の他に東京の大学も受験し、両校とも合格しました。
当然地元の大学に進学するものと疑いもしていなかったのですが、若い娘は東京の大学への進学をひそかに考えていたようでした。
ある日、「わたし◯◯大(東京の大学)にしようと思ってるんだけど、いい?」と聞かれ、パニックになりました。
思えば、私はひとりになりたくなかったのでしょう。
なんとか理由をつけて、地元の大学に進学させようとしました。
ですが夫に言われました。
「◯◯の人生なんだから、◯◯が決めることだよ。親が口出しすることじゃあない」
ピシャリと言われた私は、たしかにそうだと思い直し、寂しい気持ちをこらえて娘の決断を尊重しようと決めました。
それから数日間、娘は「ママ、ランチ行かない?」と頻繁に誘ってくれるようになりました。
気を遣っていたのでしょう。
私は「この子との時間を失いたくない」という気持ちが溢れ出てしまい、ひとりになった途端に涙ぐんだり、ため息をついたりしていました。
そのときに浮かんだ言葉が「空の巣症候群」でした。
(空の巣症候群ってコレかぁ。。。これはかなりしんどいなぁ。みんなどうやって耐えているんだろう)
と、絶望的な気持ちになったのを覚えています。
最終的に、娘は母校の先生方に相談をしたのですが、「偏差値でおとる東京の大学をわざわざ選ぶ意味がわからない。地元の大学進学の一択のみ!」と一蹴され、地元に残ることを決めました(笑)。
(親のいうことよりも、母校の先生方の意見に従うんかーい!)
と、やや複雑でしたが、私としては娘と離れずに済んだのですから、先生方には
「よくぞ!よくぞ言ってくださいました!高い学費を納め続けただけのことはありました!」
と心のなかで土下座して感謝の弁を述べたのでした。
空の巣症候群をどう防ぐ?どう乗り越える?
先日、美容院でたまたま目にした雑誌に「空の巣症候群」の特集記事が掲載されていました。
一度「エアー空の巣症候群」に罹患した私は、興味深くページをめくりました。
ある心療内科の女性医師は次のように語っていました。
「空の巣症候群を防ぐために、次のようなことをしましょう!」
- アイドルや韓流ドラマにときめく。
- 介護などの資格を取る
- 朗読ボランテイアなどの活動をする。
ひとつめに思わず笑ってしまいました。
はからずも、私は既にときめいています!笑
それでも「エアー空の巣症候群」にはなったわけですから、これだけではやはりダメなのではないかと思います。
それよりも、「生きがい」となる何かを見つけるべきでしょう。
これまで子供が生きがいだった人も、子供以外の生きがいを見つけるべきです。
「それができたら苦労しないよ!」と怒られそうですが。。。
空の巣症候群の特集コーナーで、他の専門家の方はこうも言っていました。
「いまから新しいものを見つけるのではなくて、過去にさかのぼりましょう!過去に自分が好きだったこと、やりたかったけれど何らかの事情で諦めたものなどに目を向けてみましょう」
これはグッドアイディア!
アラフィフ以降に新しい趣味を見つけるのは至難の業です。
私自身、これまでの自分と縁もゆかりもないことに挑戦しようとしましたが、やはり続きませんでした。
これだけ長く生きていると、自分というものが出来上がってしまっているので、縁もゆかりもないものを体が(脳が)受け付けなかったりするんですよね。
ですので、過去にさかのぼるのはアリだと思います!
先程の女医さんがおっしゃっていた「ときめき」も大事です。
ですが経験上、「ときめき」だけでは空の巣症候群は防げません。
やはり、子供に代わる「生きがい」が必要になってくると思います。
★「生きがい」を何に求めるのか…こちらの記事もぜひ参考になさってください👇
「子供の巣立ちなんてまだまだ先の話だし」という方も、いちど考えてみても良いのではないでしょうか。
空の巣…しんどいですよ~
by エアー罹患者より。
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