京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

「井の中の蛙」でいいかも?

オリンピックを見ていてつい注目してしまうのが、敗退した選手の試合後のひと言です。

 

特に心に残ったのが、バドミントン奥原希望選手(26)の「悔しいというよりも、自分がこの5年間やってきたことの答え合わせが終わったなと思います」という言葉でした。

 

5年。

 

90年弱ほどの人生のうちの5年。

 

しかも、人生で花の時期ともいえる20代の5年です。

 

奥原選手の答え合わせは、「メダルを獲れなかった=この5年間やってきたことは間違っていた」というものだったのでしょうか。

 

だとしたら、こんなにも切ないことはありません。

 

 

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奥原選手だけではなく、敗退した選手の中にはややネガティブな言葉を発していた人も少なくありませんでした。

 

自分に厳しいからそういう発言になるのでしょうが、私のような凡人からすれば、「いやあなたはこの競技においては日本で一番すごい人なんだから、もっと自信満々になっていいよ??もっと下を見なよ」という感じです。

 

まぁ、下を見ているようでは本当のトップアスリートにはなれないのでしょうが。。。

 

オリンピック選手のさまざまな発言を聞いていて、二つのことを思いました。ひとつめは、やはり井の中の蛙は幸せだということです。そしてもうひとつは、何かひとつのことだけにすべてを注ぎ込む人生はリスキーだということです。

 

「井の中の蛙は幸せ」だと思ったのは、水泳の入江陵介選手(31)の発言を聞いたときでした。

 

入江選手といえば、日本水泳会を牽引してきたベテラン選手。

 

誰がどう見ても超凄い方です。

 

それなのに、レース直後には「タイムは全然ダメだったんですけど…」とコメントすることがとても多い印象です。

 

一度など、自分には価値がないというような趣旨のことをおっしゃっていて、もう私はテレビのこちら側で全否定していました。

 

「いや!あなたは本当に素晴らしいよ!」

 

100万回くらい言ってあげたいと思いました。

 

世界の怪物たちを目にすると、自分なんてダメだとつい思ってしまうのでしょう。

 

気持ちはわかる気がします。

 

そんな入江選手を見ていると、「井の中の蛙は幸せだよな…」とつくづく思うのです。

 

中学校で一番泳ぐのが速かったとか、それくらいのレベルがいちばん幸せなのかもしれないなとふと思ったり。

 

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そしてふたつ目の「何かひとつのことにすべてを注ぎ込む人生はリスキーだ」という点について。

 

上を見ればきりがないこの広い世の中。

 

ひとつのことで勝負しようと思っても、上には上がいます。

 

想像を絶するような努力を積み重ねていざオリンピックの舞台に立ったとしても、「運」が見方をしてくれなければメダルの獲得は難しいことでしょう。

 

努力したからといって、夢が叶うとは限らない。

 

わかっていたとしても、努力をしないことには絶対に夢は叶わないわけで。

 

結果、膨大な時間を練習につぎ込むことになります。

 

たとえ4年、5年に及ぶ血のにじむような努力がほんの一瞬で砕け散ることになったとしても、です。

 

私のような小心者の凡人は、「そんな生活は無理!」と思ってしまいます。

 

メダルなんかいらないから、ふつうに楽しい5年間を過ごしたい。

 

そう思うからこそ、私は凡人なのでしょうが…笑

 

 

 

 

平凡だけれど家庭があり、たいした収入にはならないけれど好きな仕事もある。

 

夢中になれる趣味もあり、自由時間もたっぷり。

 

そんな自分の人生は、ひょっとしたら悪くないのかもしれません。

 

 

 

オリンピックをきっかけに、人生についていろいろ考えてしまいました。

 

いずれにせよ、敗退した選手の方たちにも私は大きな拍手を送りたいです。

 

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね😊

 

 

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