アラフィフ、漢方薬をうまく使って体調キープの冬。
毎年、1月から2月にかけて大きく体調を崩しがちな私。
だいたい胃腸の調子が悪くなって、循環器系もおかしくなってきます。
昨年は特にひどく、心臓に不具合があるのではとかなり不安になりました。
検査の結果、心臓の拍動は弱めだけれど、病的症状ではないとのこと。
特に薬も処方されなかったため、不調の原因がはっきりしないまま春を迎え、症状はフェードアウト。
あれから体調に敏感になり、漢方薬もいろいろ試すようになりました。
観察の結果、私の体調不良時の症状は大きくわけると2つあることに気付きました。
一つ目が耳の不調で、もう一つが肩こり・頭痛です。
耳の不調時には加味帰脾湯
私は会社員時代に突発性難聴になり、資格試験に向けてハードな勉強をしていた時代にメニエール病を発症しました。
👇こちらの記事でも耳の症状について書きました。
その後、生活が緩やかになったことでだいぶ良くはなったのですが、今でもたまに耳が塞がった状態になります。
耳は一度やってしまうと治りにくいといいます。ずっと付き合っていくしかないのでしょう。
最近気付いたのが、耳が塞がった状態になるときって、たいてい貧血気味だったり不眠気味だったりするということです。
おまけに、胃腸の調子がよくないときが多い。
私には医学の知識がないのでよくわかりませんが、経験からいくと、胃腸の調子が上向きになると耳の具合も改善されます。
そこで近ごろは、胃腸が重だるくて食欲不振のときには「加味帰脾湯」を服用することにしています。
加味帰脾湯には、胃腸を温めて活性化する役割があるようです。
胃腸が温まると、耳の症状をはじめ、なんとなくクラクラする不快な感じが解消されます。
先日かかったお医者さんに、「加味帰脾湯を飲むと耳の症状がよくなる」という話をしたところ、「確かにそういう話はよく聞きます。メカニズムはよくわからないんですけどね」と言っていました(お医者さんでもわからないとは不思議ですね)。
あくまでも個人的な体験談ではありますが、もし機会があったら試されてみてはいかがでしょうか。
👇私が服用しているのはコチラ。表記にあるように、たしかに飲んでいる間は不眠も解消される気がします。
肩こり・頭痛には葛根湯