京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

老後の自立を娘から期待されている。

私の母方の祖母は、自立心の強い立派な人でした。

 

夫を戦争で亡くし、働きながら女手一つで三人の子を育て上げました。

 

子供たちが独立してから亡くなるまでずっと一人暮らしをしていて、最後の最後まで私の両親との同居を拒んだといいます。

 

自分が若い頃は、祖母の生き様に思いを馳せることもなかったのですが、この頃よく祖母のことを考えるようになりました。

 

油絵を楽しんでいた祖母

子供の頃は年に1,2回、母に連れられて祖母に会いに行っていました。

 

会うと必ず「まぁ!こんなに大きくなって!」と大げさに喜び、手にお小遣いを握らせてくれたものです。

 

祖母がひとりで暮らす家には、祖母が描いた油絵が所狭しと飾られていました。

 

退職後は、油絵を描いたり、ピアノを弾いたりして一日を過ごしていたようです。

 

ピアノの腕はそこそこだったようですが、油絵はとても上手でした。

 

今でも私の母の家には祖母の作品が数点飾られています。

 

母は頻繁に祖母に「ひとりで寂しくないの?不便じゃない?」と尋ねていましたが、祖母はひとりで暮らすことにこだわっていたようでした。

 

そんな祖母を見ていた母は。。。

そんな祖母を見ていた私の母も、とにかくひとりで暮らすことにこだわります。

 

父が2年前に他界し、後を追うようにワンコも旅立ってしまったため、母はいま完全なるひとり暮らしです。

 

母は祖母とは違い、ずっと専業主婦でやってきた人だからでしょうか。もっとのんびりしていて、韓流ドラマ以外にはこれといった趣味の活動などはしていないようです。

 

友人がいるという話も聞いたことがなく、ふらふらっと散歩に出た時に近所の人と数分立ち話するだけだと言います。

 

「ひとりで寂しくない?私らの近くに引っ越してくる?」と何度か尋ねてみましたが、がんとして

 

 

「年寄りを引き受けようとしちゃダメ!」と言います。

 

 

 

「そんなことを言って、ひとりでいて何かあったらどうするの?」と聞くと、

 

 

 

「そんときはそんとき。死ぬ時は死ぬんだから」

 

 

 

と、実にさっぱりとしたものです。

 

 

まぁ、ひとりで暮らせるだけの気力・体力がまだあるから言えることなのでしょうが…

 

 

娘から期待されている私。

自立していた祖母と、ひとり暮らしにこだわる母。

 

それを見ている私の娘は常々こう言います。

 

「ママは年取ったら私になんて言うだろうね。ママは自立していないから「◯◯ちゃん(娘)と同居したい」とか言い出しそう。やめてよね。おばあちゃんを見習ってよ!」

 

… 娘なんて、こんなものです(笑)

 

親子というより親友のように仲の良い私たちですが、こんなものです。

 

 

前回、こんな記事を書きました。

mabelle.life

 

夫も本当にあてになりません。

 

人はつくづく「ひとりぼっち」だなぁと感じます。

 

自立した老後のために

私は大勢の人とワイワイ騒いだりするのが好きではないので、おそらく老後もひとりで過ごすことになると思います。

 

娘に迷惑をかけることなく、ひとりで老後を楽しむために今できることはなにか。

 

それはおそらく、健康に留意することと、ひとりで楽しめる趣味を見つけること

 

そして、今はちょっと手が回らないのですが、将来的にはボランティア活動もしてみたいなと漠然とですが思っています。やはり人との交流の場は必要だと思うからです。

 

こんなことを考える年齢になってきました。

 

数年前まではアイドルを追いかけて韓国まで行っていたのに!

 

時の流れは、無情です。。。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

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