京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

猫は「察する」。

コロナに感染してから苦しい夜が続いたが、私を支え続けてくれたのは我が愛猫の「おもち」である。

 

おもちは白と黒のハチワレ猫で、現在2歳。

 

2年前に譲り受けた元保護猫だ。

 

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猫が少し苦手だった

幼少期に暮らしていた家のお隣さんが猫を2匹飼っていたのだが、その子らがかなり自由奔放なワイルド猫だった。

 

どうワイルドだったのかというと、家族で丸い桶に入ったお寿司を囲んでいたときのこと。

 

さぁ食べようと箸を持ったその瞬間、そのワイルド猫たちは隣家と我が家の境界にある木の枝から大ジャンプを決め、ニャンと寿司桶に着地したのである!たしか網戸を破壊しての着地だったと記憶している。

 

この事件以来、猫は暴れん坊で可愛げがないというイメージが頭にこびりついてしまい、なんとなく猫は苦手だなと思うようになってしまった。

 

顔が可愛い猫

それに対し、うちの夫は無類の猫好きである。

 

結婚が決まった時からずっと「猫を飼いたい」と言っていた。

 

今思えば本当に酷い話なのだが、私は猫に対してあまり良いイメージを持っていなかったため、「顔が可愛い猫だったら考えてもいいよ」などと答えていた。

 

上述したワイルド猫たちは、お世辞にも可愛い顔ではなかったからである。

 

可愛い顔の猫なら、もう少しおっとりしているのではないかと勝手に想像していた。

 

人間でも、「ガサガサ動き回る人、抜け目ない人」と「おっとりしている人」だと顔つきが違う。それと同じことだ。

 

猫を心から愛する人達からしたら、私のこの発言は許しがたいものかもしれないが。

 

察する猫

愛猫おもちとの出逢いについては、上で紹介した記事で触れたのでここでは割愛する。

 

おもちは顔が可愛い。

 

家族全員が一目で虜になってしまったほどだ(笑)

 

私の「顔が可愛い猫は性格もおっとりしているのではないか」という推測は意外にも当たっており、おもちは「本当に猫なの?」と疑いたくなるほどおっとりしている。

 

あのまま野良だったら、きっと自力で餌を捕まえることもできなかったろうし、下手したら心無い人間に捕まっておそろしい目に遭っていたかもしれない。。。

 

そう思ってしまうほど、のんびり・おっとり・マイペースな猫なのだ。

 

就寝時には、当たり前のように私のベッドにのそのそと登ってくる。

 

私は夫とは寝室を分けていて、自分専用の部屋を持っている。そこで、おもちと毎日仲良く寝ているというわけ。

 

私が元気なときは、夜になると興奮しだして毛を逆立てて部屋中を走り回ったりするのだが、私が体調が悪いときには決してそのような姿は見せず、速やかにそして静かに、ベッドの隅で丸くなる。

 



私が健康なときは、早朝にニャーニャー鳴いて「はやく起きろニャー!」と叩き起こすこともあるのだが、病気のときには絶対にしない。

 

私になにかを要求する頻度もグッと減り、たまにジーっと見つめてくるだけ。

 

まるで「私のことはお構いなく。それよりママ、早く元気になってね」と言われているように感じる。

 

そう。

 

おもちは「察する」のである。

 

 

コロナになり眠れないしんどい夜が続いたが、優しく見守り続けてくれたおもちのおかげで、不安感がかなり減ったのは確かだ。

 

猫はとても頭が良い動物である。

 

そして、品があり優しい。

 

今では、私は猫という動物を尊敬している。

 

そして、人間よりもはるかに高尚な生き物なのではないかと感じている。

 

おもちを我が家に迎え入れたことは、失敗の多い私の人生において、珍しく花丸をつけたくなるほどの「大正解」であったといえる。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました♪

 

 

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