延世大学語学堂体験記⑦ 3分間スピーチとは?
前回は、延世大学語学堂3週間短期課程の5級で出される宿題や、留学生が参加できる文化プログラムについてお伝えしました。
今回は、成績評価対象となる恐怖の「3分間スピーチ」についてお伝えしたいと思います。
延世大学語学堂短期課程「3分間スピーチ」とは?
延世の成績評価は
- 쓰기(ライティング)
- 말하기(スピーキング)
- 읽이(リーディング)
- 듣기(リスニング)
の4つから成ります。
말하기は、担任の先生との인터뷰(インタヴュー:1対1での質疑応答)と、3분이야기(3分間スピーチ)で評価されます。
評価割合は、인터뷰が80%、3분이야기が20%でした。
実際に体験してみて、인터뷰よりも3분이야기の方がだいぶイヤでしたね^^;
인터뷰は先生との1対1の質疑応答なので、緊張はしますけど、いってみればクラス分けテストみたいなものでした。
しかし、3분이야기はクラス全員の前で、前に出て発表します。
緊張しましたね。。。
さて、この3分間スピーチですが、次のような手順で行われました。
この3週間短期課程が始まって第2週目の月曜日には「3分間スピーチの原稿を作って、今週の木曜日までに提出してください」と言われました(-_-;)
いや、早くないですか?
まだ開講して1週目が終わったところですよ?
本音をいえば、そんな感じでしたね(笑)
以下が、語学堂から指示された「3分間スピーチ」の進め方です。
- テーマ:「旅行」
- これまでに習った文法を4個以上使用すること。
- 15文以上書くこと。
- 暗記して発表すること。
写真は私のスピーチ原稿の1部です(汚くてミアネヨ)。
赤線で数字が振ってあるのは、先生が「習った文法を何個使っているか」を数えてくださっているのです。
この原稿を、ひらすら暗記しました。
「3分間スピーチ」当日
スピーチの日は、第3周目の月曜日でした。
「月曜日なら、週末十分に準備ができるからいいじゃない?」
と思われるかもしれませんね。
しかし、3限目だったんですよ。。。
そんなのアリですか?
1限と2限のあいだ、なんとなく集中できませんでしたよ(-_-;)
おまけにワタシ、スピーチの順番が1番最初だったんです!!(爆)
最年長者が初っ端ってどうよ?!
年功序列に厳しい韓国らしからぬ事態!!
と言いたくなるところですが、くじ引きで決めたことなので文句もいえず。
でもすぐに発想を切り替えました。
逆に最初の方がいいかも、と。
他の子たちがめちゃくちゃ上手だった場合、プレッシャーがかかるじゃないですか。
その点、一番最初にやってしまえば、そんな負担を感じずに済みます。
(ただ、一人目は基準点にされがちなので、一般的には点数が出にくいんですよね)。
終わってみて。。。
まぁ、自分なりによくできたんじゃないかなと思いました(;^_^A
特につっかえることもなかったですし、練習通りにはできました。
目の前の若い女の子たちはきっと
「おばさん、がんばってるな。。。」
と見守ってくれていたことでしょう!(笑)
どんな試験も、終わってしまえばよい思い出(*^-^*)
ところで、「3分間スピーチ」などない娘は、週末のあいだ必死にブツブツと暗記する母親を横目に
「ワタシ2級でよかった~!!」と呟いておりました(笑)。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。