延世大学語学堂体験記⑫ 修了式&短期留学を終えて想うこと
2019年夏に延世大学語学堂の3週間短期課程を受講したワタシと大学生の娘。
いよいよ修了式の日がやってきました!
3週間共に学んだ先生方やクラスのみんなともお別れです(;_;)
修了式ではどんなことが行われるの?
朝イチで修了式が行われたわけではなく、各教室で担任の先生やクラスメートと楽しい時間を過ごしてから、修了式が行われる大講堂に移動しました。
★最後の授業でどんなことをしたのかについては、前回の記事を参考になさってくださいね ♪👇
大講堂では、級によって着席場所が決められていました。
前方から順に着席していきます。
1級から8級(最上級)まであるのですが、各級の代表者が前に出て修了証を受け取ります。
実はワタシ(年齢が一番上だったからだと思いますが)5級の代表者になるお話を担任の先生からいただいていたのですが、家の事情で修了式まで韓国にいられるかが確かではなかったため、辞退させていただいたんです。
代表で証書を授与されている方たちを見ていて「やっぱり代表になりたかったな。。。」とちょっと思ってしまいました^^;
達成感が、より深くなる気がしたんですよね。。。
でもこればかりは仕方がないです。
またの機会があればいいな~😊
「5級代表。○○ 씨」と代表の方が呼ばれると、5級のみんながザーっと一斉に立ち上がります。
これを1級から8級までしていくわけですが
参列者の視線が釘付けになるのは、もちろん
8級の人たちが立ち上がったときです!!
「すごっ!」
「やばっ!」
そんな声が周りから聞こえてきました笑
級が上がるにつれて、立ち上がる人の数が減っていきます。
そりゃそうです。
8級まで韓国語をマスターできる人は少ないでしょうし
それだけできたら、もう留学しなくても・・・という人も多い気がします。
証書の授与が終わると、級の代表者さんたちがスピーチをします。
すべての級ではなかったです。
2級、4級、8級だったかな。。。
うろ覚えですが、8級の方がスピーチをされたのはハッキリと覚えています。
日本人の若い男性の方でした。
めちゃくちゃ韓国語上手でした!
当たり前ですが。
その方は、延世の下の方の級から始めて、最終的に8級まで登りつめたそうです。
「ワタシも8級取りたい!」
その方のスピーチを聞いていて、そう思いました。
はるかに長い道のりですが^^;
まぁ、焦るこたぁないですね。
人生100年時代!
自分のペースで、やりたいことに取り組んでいく。
そして、そのやりたいことに取り組んでいるその瞬間を全力で楽しむ!
目的地だけをジーッと見つめるのではなく、目的地に到達するまでの道のりにある景色を楽しむ。味わう。
アラフィフの幸せは、そういう瞬間瞬間にあるのではないかと思います😊
ワタシももっと韓国語が上手になるまでの、その過程を楽しみたいなと思っています。
留学生活を終えて
ソウルに3週間(チュソク休暇を挟んだので、実質4週間)滞在しました。
今思うと、本当に本当に、夢のように楽しい毎日でした。
朝7時に起きて、娘を叩き起こし、身支度を整えて語学堂に向かいます。
韓国は坂が多いから、汗っかきのワタシは語学堂に着く頃には全身汗ダク^^;
途中、「Paris Baguette」というチェーンのパン屋さんでパンを買います。
休み時間にそのパンを食べ、またときには近くのコンビニに栄養剤を買いに走り
アラフィフには正直きつい4時間の勉強を乗り切ります。
授業後には娘とホンデに出てランチどこにしよっか~とブラブラ。
娘が語学堂の仲間と出かけるというときにはひとりでブラブラ。
ワタシはアイドルのカップホルダーを集めるのが好きなので、ひとりで気ままにいろんなカフェに足を運びました。
オタ活もたっくさんし、音楽番組の観覧も何度かしました。
夕食にはサムギョプサルやチキンを頬張ったり。
疲れてもうだめと思ったときには、マッサージにも行きました。
いろんな観光地にも足を運び、景福宮では華やかな韓服を着てお散歩もしました。
そういったすべての日々、すべての瞬間を鮮明に覚えていますし、今回の留学は間違いなく人生の宝物になりました。
ワタシと同年代の皆さんにとって、短期とはいえど「留学」というものは簡単にできるものではないと思います。
ワタシも正直、この歳で。。。と思ったことも何度もありました。
ですが、思い切って飛び込んでみると、想像以上に楽しい日々が待っていました。
このブログが、日々がんばっている皆さんが留学へ向かって走り出すきっかけになってくれたらなと願っています。
たしかにコロナ禍のいま、韓国留学もままならない状況です。
留学の予定を立てていたけれど、断念したという方もいらっしゃることと思います。
とても残念なことだと思います。
けれど、いつかまた、韓国に自由に行ける日がきっとやって来ます。
その日を待ちながら、あんなことをしたい、こんなものを食べたいと、夢を膨らませていたいですね。
ワタシの留学体験記を最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました!
★この記事を最初に目にしてくださった方で、ワタシの<韓国短期留学>シリーズに興味を抱いてくださった方へ。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。