TOPIKⅡ(トピック)勉強法~5級に合格しました~
今日は、ワタシが韓国語の試験「TOPIK」を受験したときのことをお話したいと思います。
結果としてワタシは5級に合格しました。
勉強法もご紹介していますので、どんな参考書使ったの?と気になる方は、目次から必要な場所に飛んでご覧くださいね。
TOPIK(トピック)とは?
TOPIKとハン検の違い
TOPIKは、Test of Proficiency In Korea の頭文字を取ったものです。
公式HPには「韓国語能力試験」と記載されています。
TOPIKは韓国の教育省が公式に認定する唯一の韓国語試験で、世界70カ国以上で実施されています。
これに対し、「ハングル能力検定試験」(いわゆる「ハン検」)は、日本におけるハングルの普及を目的として始まったものです。
ハン検の主催者は日本の「ハングル能力検定協会」であることから、日本語母語話者のための試験ということになります。
韓国の大学に留学・進学したい人が受験するのはTOPIKです。
ハン検は、どちらかというと「力試し」的な要素が強い印象です。
もちろん日本国内で就職する際にはきちんと評価される資格だと思います。
英語のTOEFLに該当するのがTOPIKで、
英検に該当するのがハン検だと思われます。
★TOPIKの公式サイトはコチラ👇
★ハン検の公式サイトはコチラ👇
TOPIKⅠとTOPIKⅡの違いは?
TOPIKには「TOPIKⅠ」と「TOPIKⅡ」の2種類があります。
TOPIKⅠは初級で
TOPIKⅡは中上級。
併願受験することも可能です(相当疲れそうですが)
ワタシはTOPIKⅡのみ受験したのですが、受験してみて嫌だったのは
「くそ難しい問題がそこら中にある!」
ということでした。
というのも、TOPIKⅡでは中級レベルと上級レベルの問題が両方出題されるんです。
どちらかとか選べません。
ワタシは、受験の直前に延世大学語学堂に3週間留学したのですが、
そのときに5級に入れてもらえたので、まぁ中級の序盤くらいのレベルなんだろうなと思っていました。
なので、TOPIKⅠはおそらく簡単だろうと。
それでTOPIKⅡを受けることにしたのですが、問答無用で上級レベルの問題がバンバン出てくるので、受けていて途中で少し辟易しましたね笑
正直、中級レベルの受験者にとっては、割とキツイ試験だと思います。
TOPIKⅡの受験対策はどんなことをしたの?
受験のきっかけと結果
2019年9月に帰国し、翌月に受験しました。
ちなみにTOPIKを受けるために短期留学したのではありません。
短期留学したので、力試しをしたくなってTOPIKを受けたのです。
力試しならハン検でもよかったんじゃ?
そんな声が聞こえてきそうですね。
これは大学生の娘の影響です。
彼女は当初、日本の大学の留学制度を使って韓国に正規留学したいと考えていました。
韓国語の実力の証明として、TOPIK5級の合格証を日本の大学に提出しなければならないというのです。
それで、付き合ってワタシもTOPIKⅡを受験したわけです。
結果として、5級に合格してしまったのはワタシの方でした(汗)
まぁギリギリの点数でしたが^^;
実力的には4級なんだと思います。
娘には散々イヤミを言われましたが(「私の代わりにママが韓国留学すればぁ~」的な。できるわけないだろw)。
TOPIKⅡ対策として使った教材
まず、TOPIKⅡという試験がどのようなものなのかが皆目検討もつかなかったワタシは、ざっと概要が掴める教材を探しました。
①『ソウル大学の韓国語 はじめてのTOPIKⅡ』
「中級問題中心の対策」
「こんな人のために作りました:TOPIKⅡをはじめて受ける人」
という記載を見て、コレダ!!と思いました。
初めてTOPIKⅡを受験する方には超超オススメ本です!
ワタシは、この本と、この後ご紹介する単語の本しかやりませんでしたが、5級になんとか合格することができました!
②『韓国語能力試験 TOPIK3・4級 中級単語1800』
単語帳です。
見開き左ページに単語が、右ページに例文が記載されています。
この例文が分かりやすくて好きでした!(キクタンより分かりやすい)
単語のランクにはABCの3つがあり、この本には「3級合格には(中略)少なくとも本書の50%は覚えておく必要があります」とあります。
つまり、ランクBの途中までやって3級合格が見込めるということなのでしょう。
しかしワタシは ランク「A」しかやってませんでしたが5級に合格できました!
例文が秀逸なので、かなり勉強しやすく、超オススメです!
ぜひこれらの教材を活用して、TOPIKⅡの合格を勝ち取ってくださいね😊
5級合格のためのコツ
5級合格
これはひとえに
あなたの集中力にかかっています!
試験時間は180分。
途中休憩が30分あります。
1限目が終了し、試験監督が「席を立っていいです」と言ったら、すぐにトイレに行ってください!
グズグズしている暇はありません!
さっさと用を済ませて、自分の自由時間を作りましょう。
ワタシが出てきたときには、トイレに長蛇の列ができていました。
これまもったいなさすぎる!
トイレを制する者は、試験をも制する!です。
さて、こういうときに知り合いとダラダラ廊下でムダ話をしている人がいますが、理解に苦しみます。
この30分は、体力の回復と糖分の補給に努めてください。
何の試験でもそうですが、頭の回転と集中力を維持するには、糖分をうまく摂取することが大事です。
ワタシは試験開始前に外でアンパンとバナナを食べました。
そして、休み時間にはチョコレートを食べました。
40代ですが、最後まで闘えました。
廊下でのムダ話はやめて、席に戻ってチョコを食べましょう!
(偉そうに申していますが、ワタシはこれまで色々な資格試験を受けて合格してきました。その経験からアドバイスさせていただいております😊これはガチです!)
TOPIKⅡを受けてみて
TOPIKⅡは、なかなか過酷な試験です。
特に中級者にとっては、手も足も出ない問題もたくさんあることから、途中で諦めてしまう方も多いのではないかと思われます。
TOPIKⅡは集中力と体力、そして何より精神力がものをいいます。
最後まで絶対に諦めずに、くらいついてください。
きっと良い結果がついてくるはずです。
ワタシももっと韓国語の力をつけて、いつか6級を取得したいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。