コロナ禍での韓国語の勉強。目標はありますかとモチベーションを尋ねられたけれど。
ワタシは現在、週1回の頻度で韓国語教室に通っています。
先日、初めてお会いした韓国語教室の先生に
「マリベルさん、現在の目標はありますか?」
と訊かれました。
そのとき
「あ、ワタシ目標ないかも…」とハタと気付いたのです。
この記事では、
- 韓国語を勉強するのに目標は必要か。
- 目標さえ立てればモチベーションを保てるのか。
これらの疑問に答えていきたいと思います。
韓国に短期留学する前までの目標
ワタシは2019年夏に延世(ヨンセ)大学語学堂に3週間の短期留学をしました。
★留学体験記はコチラからお読みいただけます♪
留学をしたいと思った理由は、次のようなものでした。
この最後の点が特に大きかった気がしています。
ワタシはKポオタクで、これまでいろんなアイドルとの接触イベントに参加してきました。
サイン会とかセルカ会とかです。
セルカ会は「멋있다 !(カッコイイ!)」、「너무 보고 싶었어요 !(とても会いたかったです!」とか言えばいいだけなので問題はありません。
ですが、サイン会ではこちらがGoogle翻訳を使って韓国語で書いた質問に対し、アイドル側が韓国語で返答してくるわけです。
アイドルが話している内容が理解できないと、そこで会話が終わってしまいます。
ですが、韓国語ができる人は会話もハズみ、ひとりあたりの平均所要時間をかなりオーバーして話していたりします。
こういう場面を見てしまうと、同じお金を払っているのに
「あー、ワタシ損してるな」
と思ってしまうわけです。
人間っていう生き物は、何かをする際の基本行動原理は「損をしないこと」にあると本で読みました。
ワタシの場合、まさしく「損をしない」ために、韓国語をもっとうまく話せるようになりたい!とモチベーションが上がりまくっていたわけです笑
帰国後の目標~TOPIK Ⅱの試験対策~
たった3週間の留学でしたので、気付けばあっという間に日本です。
帰国後はまだモチベーションも保たれていて、韓国語試験TOPIK Ⅱに向けての勉強に励むことができました。
★TOPIK Ⅱの勉強法についてはコチラに書いています👇
TOPIK Ⅱでは予想に反し、5級を取ることができました。
この結果を見てさらにモチベーションが高まり、
「次は6級(最上級です)を取ってやる」
と、近くの韓国語教室の門をたたいたわけです。
「韓国語がペラペラになったら、韓国旅行のときもすごく便利だし、好きなK-POPアイドルのサイン会に行っても損しないし、まさにいいことづくめ!」
そんな風に思っていました。
コロナ禍での韓国語学習に対するモチベーション
ヨントン
そんな矢先のコロナ感染拡大。
当分の間は韓国に行くこともないでしょう。
ではアイドルのイベントはどうか?
直接会ってするサイン会は当然のごとく開催されていません。
代わりに登場したのが、ヨントン("영상통화"「映像通話」の略語)です。
ヨントンは「テレビ電話でのサイン会」を意味します。
ですがワタシはヨントンには興味がないんです。
画面越しに話しても。。。っていう感じです。
参加している人は、画面録画をして、推しが自分に向けて話してくれている姿を後から何度も見直して楽しんでいると聞きます。
でも画面越しだと、「テレビの中の人」っていう感覚が抜けなさそう。
直接会って話せるサイン会は何がいいかと言うと
「テレビの中の人が、いま目の前でワタシを見ていて、話しかけてきてる!」
っていうことだと思うんですよね~。
しかしコレに関しては個人の自由なので。
ワタシはヨントンにはお金を出さないな~というだけのことです。
コロナ禍で、韓国旅行も直接対面式のK-POPアイドルとのサイン会もできなくなり、ワタシの韓国語学習へのモチベーションが下がり始めているのを感じます。
'にんじん'なしでは走れない
モチベーションが下がっているなら、TOPIK 6級目指して勉強を頑張ればいいのにという意見も聞こえてきそうです。
しかし、6級を取ったところで、その後は?
韓国の大学や大学院に入る予定でもあれば頑張れますが、そのような予定はありません。
これは年齢を気にして言っているのではないです。
ワタシは留学や進学というものに年齢は関係ないと思っているので。
試験というものに共通していえることだと思うのですが、
「合格or高得点を取得した後にありつくことのできる餌」
がないと私たち人間はなかなか走れないんですよね。
たとえば
TOEICで高得点を取得したら、一流企業に就職。
TOEFLで高得点を取得したら、海外のランキング上位の大学に進学。
司法試験に合格したら、弁護士になってバリバリ活躍。
極上のにんじんが鼻先にぶら下げられていなければ、私たちお馬さんは全力で走れません!
ですので、TOPIK6級合格に向けて走るには、にんじんをぶら下げておく必要があるわけです。
韓国語の勉強には'にんじん'が必須
韓国語を勉強しているけど、目標がない。モチベーションを保てないという皆さん。
わたしたちには目標が必要です。
そして、その目標の先に'極上のにんじん'をぶらさげておく必要があります。にんじんはおいしければおいしいものほどよいです。
たとえば
TOPIK6級合格という目標を立てる。
'極上のにんじん'は、「韓国の大学院に進学すること」。
「韓国で働くこと」なんかにしてもいいですね。
ハングル検定○級に合格という目標を立てる。
'極上のにんじん'は、「韓流ドラマを字幕無しで理解すること」。
「韓国人の彼氏・彼女をつくること」なんかでもいいですね。
ただ漠然と「韓流ドラマを字幕なしで見れるようになりたいな~」とか、「韓国人の恋人がほしいな~」と思っているだけでは、夢で終わってしまいがちです。
「絵に描いたにんじん」で終わってしまいます!
そこで役に立つのが具体的な目標です。
TOPIKやハン検は目標にぴったりですね。
ワタシの場合は、コロナ禍で、鼻先にぶら下げていたにんじんが腐ってしまいました。
また'極上のにんじん'をぶら下げ直さねばなりません!
ワタシと同じ様なことを感じているみなさん、一緒にとびきりおいしいにんじんを見つけましょうね😊
さて、この'にんじん'は、なにも語学の学習に限った話ではありません。
ブログを書くことにもいえますし、会社で仕事をがんばることにもいえますよね。
ブログのPVアップという目標→収益UPや有名になるという’にんじん’
プロジェクトの成功という目標→評価UPや出世という’にんじん’
どれだけおいしいにんじんをぶら下げられるかで、目標に向かって出せるスピードが違ってくるかもしれませんね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。