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人はなぜ嫉妬するのか?【原因と対策】

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人は嫉妬する生き物です。

 

自分の好きな人と仲良さげに話すあの子や、異性にモテモテのクラスメートに嫉妬したこと、誰でも1度や2度、ありますよね?

 

そもそも、人ってどんなときに嫉妬するのでしょうか?

 

もし、「こういう場合に、嫉妬する」ということがわかっていたら、自分の気持ちをコントロールできそうですよね?

 

私は過去の経験から、嫉妬というのは「①自分ががんばれば実現可能で、かつ②自分の興味をひくことを、③やすやすと実現している(ようにみえる)人」に対して抱く感情だと思っています。

 

この記事では、個人的な経験から次のことについてお話しています:

(i)「人はどんなときに嫉妬心をいだくか」

(ii)そして「嫉妬心を感じたらどう行動すべきか」

(iii)さらに、「嫉妬心を抑えるためにはどうしたらいいのか」

 

①実現可能かどうか

入院生活

私は中学3年生のとき、持病のため4ヶ月間入院していました。

最初の1ヶ月半は文字通りの「寝たきり」でしたが、その後、少しずつ車椅子で動けるようになりました。

 

私が入院していた病院のすぐ隣には看護学校があり、そこの卒業生が、私のいた病院でたくさん勤務していました。

 

ある日、ある看護師さんから「私の後輩たちが文化祭でダンスを踊るの。よかったら、気分転換に一緒に見に行かない?」と誘われました。

 

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私は、長引く入院生活のせいで気分もふさいでおり、行きたいか行きたくないかを考えるのも面倒だったので、その看護婦さんに言われるがまま付いていきました。

 

米米CLUB

私が連れて行かれた教室では、若い看護学生たちが露出度の高い衣装を着て、米米CLUBの「sure danse」に合わせて踊り狂っていました。

 

♪ハダカのままでLady 踊ろうよシュールダンス

部屋のあかり消して 抱き合うYou&Me♪

 

部屋中にムンムンと漂う「若さ」「熱気」そして「生命力」

 

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私はステージに気圧(けお)されていました。

 

楽しかったか?と聞かれても、「はい」とは答えられない。

でも、つまらなかったのか?と尋ねられると、そういうわけでもない。

 

なんだか「自分とはまったく異次元のもの」すなわち「自分には、まったく関係のないもの」を見せられたという感じがしたのです。

 

嫉妬するまでもない

私は、その看護学生たちに嫉妬はしていませんでした。

というのも、万年体育見学の私にとって、ダンスをする女性たちは遠い遠い世界の人たちだったからです。

 

私の母はすごく心配性で、私がその文化祭に連れて行かれる前、「自由に体を動かせない若い子が、年の変わらない元気ハツラツな子たちの姿を見たら、辛い思いをするのではないか」とぶつぶつ言っていました。

 

しかしそれは杞憂でした。

 

なぜなら、私はなにがどうあってもダンスをすることができる体ではなかったからです。

そこには「羨ましい」「私も元気だったら…」などという気持ちが入り込む余地すらなかったのでした。

 

つまり、冒頭でお話した①「自分ががんばれば実現可能」という嫉妬の条件にあてはまらなかったのです

 

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②自分の興味をひくかどうか

高校時代の親友

そんな暗黒の中学時代を過ごした私でしたが、無事高校生になり、親友もできました。

その子(以下A子)はひと言でいうと「肝っ玉かあさん」という雰囲気をかもし出している女の子でした。

 

生来のHSP気質に加え、病気をしたせいで気難しかった私に、A子が話しかけてくれたことがきっかけで親友になったのでした。

 

A子は驚くほどに異性にモテました。

 

A子から告白せずとも、なんとなく雰囲気がよくなり、相手から告白されるというケースがほとんどだったと記憶しています。

 

次から次へと彼氏をつくっては私に紹介し、ほどなく別れ、また新しい彼氏をつくる。

そんなA子をそばで見ていた私は、「なんでA子はこんなにモテるんだろ?」と不思議に思っていました。

 

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A子は一緒にいるとくつろげるタイプの子で、今でいう「癒やし系」でした。

私は幼かったせいで、そのA子の良さを客観的に把握することができていなかったように思います。

 

A子は少し太っていて、お世辞にも美人ではありませんでした。

それなのに、驚くほどモテる!

 

当時の私は、正直に告白すると、「A子がモテるなら私もモテてもおかしくないのに、なぜ男子はみんなA子を選ぶ?」とすら思ってたのでした(若さって、傲慢。。。)

 

彼氏をもつこと

しかし、私がA子に嫉妬心を抱くことはありませんでした。

 

その証拠に、私はいつもA子が彼氏と待ち合わせをする場所まで付いていき、彼氏が来るまで一緒に時間つぶしをしてあげていたのでした。

彼氏が来たら私はお払い箱になっていたわけですが、「私って人がいいね~我ながら!」とはひとりごちていたものの、A子を恨んだり妬いたりしたことはありません。

 

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なぜか。

 

私は当時、「彼氏」をもつことに興味がなかったからです!

 

当時、私にも憧れていた人はいました。

けれど、当時の私はまだウブで(時代もあるのでしょうが)、憧れの人を彼氏にしたいという欲望はありませんでした。

 

モテモテの親友をもっていた私でしたが、A子に嫉妬しなかった理由、それは:

①自分ががんばれば実現可能であるとは思っていた(A子がモテるなら自分だっていけそうと思っていた)

けれど

②自分の興味をひくことではなかった(彼氏をもつことに興味がなかった)

からだといえるでしょう。

 

人はなぜ嫉妬するのか?

超美人は嫉妬されない

私も女性なので「キレイね」とチヤホヤされることに興味はあります。

しかし、女優さんを見ると、もう異次元の美しさで、あの"美"は私にとって「実現不可能」なものです。

なので、私は女優さんたちにはまったく嫉妬しません。

 

しかし、同じくらいの年齢で、そんなに元が良いわけでもない主婦の人がポンとテレビに出てきて、魔法のようなメイクとヘアセットで「キレイね~」とチヤホヤされていたら、内心ザワザワするかもしれません。

 

なぜなら、その人くらいの"美"は、自分でも「実現可能」だとどこかで思っているからです。

 

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このように、人というのは「超美人」や「超イケメン」、「超お金持ち」「超賢い」「オリンピック選手」などの"どうあがいても手の届かない超人"には嫉妬しないのです。

 

反対に、嫉妬心を抱くのは「頑張れば手が届きそう」な人

坂道系アイドルグループの後ろの方にいる子たち、のイメージですね(センター付近はやはりどう見てもキレイです)。

 

嫉妬してしまったとき

これまでみてきたように、私たちが誰かに対して嫉妬してしまったときというのは、それが①実現可能で、②興味があることだといえますね。

 

ですので、嫉妬している自分を感じたら、その人がしていることにチャレンジしてみてはどうでしょうか?

 

例えば、自分と変わらない年齢の主婦が、趣味の水彩画にハマって、いまでは個展をひらくまでになったとします。

 

その知らせを聞いてザワザワきたなら、自分も何か趣味を見つけて一生懸命取り組んでみるといいでしょう。

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人は「実現不可能」だと感じていたなら、嫉妬はしません。

どこかで「私だってやればできる」と感じているから、嫉妬するのです。

 

嫉妬心を抑えるには

逆に、嫉妬心を抑えるにはどうしたらいいでしょうか?

 

それはもう、相手を「あの人は異次元にすごい!」と認めてしまうことです。

 

私も自分と同じ分野の研究をしている人に対し、ジェラシーを感じたことがあります。

しかし、その人がこれまでに払ってきたプライベートでの犠牲や努力を思ったら、「自分には不可能なことだ」と思えました。

すると「あの人は超人だ!」と素直に思え、嫉妬心がスーッと消えていったのでした。

 

 

人間と嫉妬心は、切っても切り離せません。

 

しかし、上に述べたように、嫉妬心はコントロールすることができると私は考えます。

 

 

この記事が皆さんのご参考になれば、幸いです。

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

また次回、ここでお会いしましょう。

 

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