京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

「情けは人の為ならず」を実感した話。

「情けは人の為ならず」

 

よく耳にすることわざですね。

 

これは「情けをかけることは、その人のためにならない」という意味ではありません。

 

ではいったい、どういう意味なのでしょう?

 

今日は、「情けは人の為ならず」を実感したというお話です。

 

「情けは人の為ならず」の意味

まず、「情けは人の為ならず」の正しい意味を確認しておきましょう。

 

goo辞書によると:

「人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ」

 

と明記されています。

 

「情けは人の為ならず」の続き

実は、「情けは人の為ならず」には続きがあります。

 

「巡り巡って己がため」

 

というものです。

 

つまり、全文で書くと、

 

「情けは人の為ならず。巡り巡って己がため」

 

となるわけです。

 

つまり、「他人への情け(親切心)は、いずれ巡り巡って自分に返ってくるのだから、誰にでも親切にしておいた方が良い

 

ということですね。

 

「情けは人の為ならず」を実感した話

駐輪場にて

2ヶ月ほど前に電動自転車を購入し、愛用しています。

 

mabelle.life

 

最寄り駅周辺の自転車置場は、1時間or90分までは無料で、それを過ぎると料金が発生するシステムです。

 

駅に近くなればなるほど、「空き」を探すのが大変になります。

 

先日、太陽が照りつける真っ昼間に、自転車で買い物に出ました。

 

運良く「空き」を見つけ、駐輪に成功。

 

短時間で買い物を終えて駐輪場に戻ってくると、一人の女性が自転車を引っ張りながらぐるぐると歩いていました。「空き」を探しているようでした。

 

私はすぐさまその人に近寄り、「私いま出ますから、そこに停めてください。(機械で)精算してくるのでちょっと待っていてください」と声をかけました。

 

その人は「ありがとうございます~!😂」と何度も言っていました。

 

あの暑さの中、「空き」を探し続けるのはしんどいです。

 

私自身、(良いことをしたな)と気分よく帰宅することができたのでした。

 

 

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その1週間後、再び私は自転車で出かけました。

 

駐輪場に「空き」を見つけ、自転車を停めます。

 

いくつか「空き」があるとき、私はなるべくカゴなどが大きくない自転車の隣に停めます。

 

子供を乗せる椅子などが付いているママチャリの隣などに停めてしまうと、出す時に苦労するからです。

 

このときも小さめの自転車の隣に無事「空き」を見つけることができてひと安心。

 

ところが…

 

買い物を終えて戻ってくると、右隣に大きなママチャリがねじ込められていたのです…

 

いったいどうやって停めたのだろう?と思ってしまうほど、そこに入れるのは不適切であるように感じる大きさでした。

 

私はがんばって自分の自転車を取り出そうとしました。

 

ですが、そのママチャリのハンドルが私の自転車のハンドルに完全に覆いかぶさってしまっていて抜けません。

 

どれだけチカラを入れても無理です。

 

私は途方に暮れました。

 

(どうしよう。。。これじゃあ帰れないよ(;_;))

 

 

 

そのときです!

 

突然、ママチャリのハンドルがひょいっと持ち上げられたではありませんか!

 

(えっ?!)

 

と思って右を見ると、私と同年代くらいの女性が持ち上げてくれています!

 

「わ!ありがとうございますっ!!」

 

私は何度もお礼を言い、無事マイチャリを取り出すことができたのでした。

 

その方はあくまでもクールに振る舞われていましたが、隠しきれない優しさがにじみ出ていました。

 

 

 

風を切ってマイチャリを漕ぎながら、私は思ったのです。

 

これって、1週間前に私があの「空き」を探していた女性に声をかけたから…?

 

 

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オタ活での話

以前にChemistryという男性デュオのお話をしましたが、私はその昔、堂珍さんの大ファンでした(下の記事で堂珍さんについて書いています👇)。

 

mabelle.life

 

テレ東の『ASAYAN』という番組の企画でデビューしたChemistry。

 

私はデビュー前にハマってしまい、テレビ番組の収録などにも頻繁に参加していました。

 

当時、Chemistryの掲示板でよく話していたメンツでオフ会をし、そこで仲の良い子が何人かできました。

 

そのなかでも特に仲良くしていたのが、10才ほど年下のMちゃんでした。

 

ある番組収録にMちゃんと参加したときのこと。

 

1時間ほど立ちっぱなしでChemistryの歌が始まるのを待っていた私たち。

 

(そろそろ、そろそろ来るはず!)

 

私はドキドキして心臓が爆発しそうでした(それほど好きだったわけです笑)

 

 

 

そしていよいよ、待ちに待ったChemistryが出てきた瞬間のこと。

 

隣にいたMちゃんが、

 

「マリベルさん…どうしよう、わたし気持ちが悪い…」

 

と真っ青な顔をして私の袖を引っ張っているではないですか!

 

驚いた私は、何も考えずにMちゃんを抱えるようにしてスタジオを出ると、スタッフの人に「この子、具合が悪いみたいなのでどこかで休ませてもらえませんか?」と声をかけました。

 

そのスタッフの人は私に向かって、「わかりました。あなたはどうしますか?スタジオに戻りますか?」と尋ねます。

 

私は「いえ、この子に付き添います!」と答えました。

 

 

 

しばらくして気分がよくなったMちゃんは私にこう言いました。

 

「マリベルさん、ごめんね…せっかくのステージだったのに。本当にごめんなさい。でもね、正直言ってすっごく不安だったから、付いてきてくれてとっても嬉しかった(;_;)」

 

このときの私の正直な気持ちは次のようなものでした。

「あぁ!堂珍くんに会いたかった…(;_;) でも、ステージを観るチャンスはこれから先きっと何度もある。あの場でMちゃんをひとりにさせることはできなかったし、あれが正しかった選択だ。私ってなかなかどうして悪くないね。結構いいやつだわ」

 

半分、自画自賛状態でした笑

 

でも、人間ってそんなものでしょう?

 

 

 

そして時が流れ、ある年の瀬のこと。

 

Mちゃんから突然電話がかかってきました。

 

「マリベルさん?あのね、クリスマスって空いてる?実はね、前に応募していたChemistryの限定ライブに当選したの!全国でペア50組しか当たらないやつ。あれにね、マリベルさんと行きたくって…」

 

 

もちろん知っていますとも!

 

私も何口か応募したけれど、かすりもしなかったやつです。

 

当時のChemistryはまさしく全盛期で、CDの売上はミリオン。

 

いったいどれだけの競争率だったんだろうという感じです。

 

 

 

この後のことは、こまかく書かなくても皆さんにはお分かりいただけたことでしょう。

 

Mちゃんと私は、Chemistryと最高に幸せなクリスマスの夜を過ごしたのでした。。。

 

情けは人の為ならず

 

神様は、必ず見ています(無宗教です)

 

 

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Chemistryのクリスマス限定ライブが行われた神戸のカフェ。

当時は東京から神戸まで新幹線で移動しましたが、

不思議な縁あって、現在私は関西に住んでいます。

このカフェにも、たまにお茶をしに訪れています。

 

★この素敵なカフェについては、こちらの記事で詳しく書いています👇

mabelle.life

 

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

皆さん、良い一日をお過ごしくださいね😊

 

 

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