ストレスリレー
皆さん、こんばんは。実はいま、ちよっとした一人旅をしています。
久しぶりに歩き回ったせいか疲れ切ってしまい、早々にホテルにチェックインしてテレビをつけました。
たまたまチャンネルを合わせたNHKで、『ストレスリレー』というとても興味深いミニドラマをやっていました。
ざっくりいうとこんなお話です。
あるサラリーマンが蕎麦屋のバイトの女の子を怒鳴りつけた→その女の子は家で母親に当たる→母親は友人からの連絡にイラつきこれを無視する→無視された友人はイライラが収まらず、会社の後輩にダメ出しをしまくる→後輩はSNSである人物に悪意あるコメントをする…
ストレスは途切れることなくリレーしていきます。
さて、ここでとある中国人留学生の女の子が登場します。彼女はレストランでのバイト中に、イライラしていた男性客に当たり散らされます。
さて、その女の子はどうしたか。
彼女はバイト終わりに美味しそうなマフィンを買い、河原へと向かいます。
河原を駆けるワンコや、羽繕いをする鳥を眺めながらそのマフィンをかじると、なんとも美味しい。
空は青く澄み渡り、聞こえてくるのは子供たちのはしゃぐ声。
女の子は、おもむろにカバンからウクレレ を取り出し、まだ決して上手とはいえないものの、楽しそうに弾き始める。
女の子の頭の中には、彼女をどやしつけた男の顔はもうなかった。
誰にもストレスをリレーすることのなかった彼女は、この世界を救ったヒーローだ。
もちろん誰もそれに気付いていないし、彼女自身も気付いていない。
こんなお話でした。
そっかぁ、誰でも心掛けひとつで世界平和に貢献できるのかぁ。
ステキなお話。
それもそのはず、このミニドラマの原作は平野啓一郎さんの短編小説だそうです。
ところで、うちの夫は仕事を家に持ち込まないのがモットーです。
かなりストレスフルな仕事をしているので、持ち込んだら最後、家庭の雰囲気はかなり違ったものになることでしょう(HSPの私もいますし)。
それをせずに、外で呑んだりサウナに行ってストレスを脱ぎ捨ててくる夫は、ある意味ヒーローなのかもしれません。
このドラマを見て、ふとそんなことを思いました。
ちなみにですが、私は店員さんにキツくあたる人がとても苦手です。
どんなにイケメンだろうとエリートだろうと、店員さんに偉そうに振る舞う人はゴメンだと常々思っています。
100年の恋も冷めちゃいます笑
やはり誰に対しても態度を変えない人が理想ですね。
さて、明日も早くから行動する予定なので、このへんで終わります。
そして実はブログのこともちょっと悩んでいて…
このまま続けるのもどうかなーと。
もう少し考えてみようと思います。
それでは、皆さんも良い週末をお過ごし下さいね☺️