繊細なのはイヤ。でも周りが見えていない人にはなりたくない。
先日、京都の圓光寺(えんこうじ)で、おひとりさま紅葉狩りをしてきました。
事前予約をしておいたので、当日チケットを求めて長蛇の列を作っている人たちを横目に、ささーっと入場することができました(気分いいー!)
圓光寺に行くには、出町柳から叡山電鉄に乗る必要があります。
たった2両しかない可愛らしい電車なのですが、なんと降りるときには先頭車両の一番前のドアしか開かないのです!
私は2両目の最後尾に立っていたので、下車時にちょっとしたパニックになりました(^_^;)
こういうのも旅の醍醐味ですね。。。
一乗寺という無人駅で降りてから歩くこと15分。
途中から坂になり、冬だというのに汗だくになりながら圓光寺に到着。
さて、入場料千円(高い!)の圓光寺はこんなところでした。
ちょっと嵯峨野の竹林の道っぽい👆
縁側に腰掛けて写真が撮れるようになっており、みんな一定間隔をあけてお行儀よく腰掛けていました😊
日本人のこういうところがとっても好き。
さて、一眼レフを持ったおじさまたちが列をなしている場所がありました。
それが、こちらです👇
。。。
お、おばさん。。。
なぜそこに?
他にもいっぱい座る場所あるよ?
「ここに座らなくてもいいのに」
一眼レフおじさまたちがこぞってぼやいています!!
でも当の本人は、自分が文句を言われているなど知る由もなく。
そのままかなり長いこととどまっていました。
「この人には周りが見えていないんだ」そう思いました。
まぁ、ここに座っていはいけませんとは書いていなかったので、この人は悪いことをしていたわけではありません。
ただ少しだけ鈍かった。
私は強度HSPで人間関係に苦労することが多いため、鈍感な人が羨ましくてたまりません。
でもだからといって、この人みたいにはなりたくないかな。。。
周りが見えていないっていうのは、やっぱりちょっとカッコ悪いかな〜と思うのです。
でもよくよく考えてみると、紅葉狩りを目で楽しんでいる人よりカメラ撮影目的の人を優先する筋合いはないわけで。
難しい問題ですね。。。
その後ぶらぶらしていたら、別のシャッターチャンスが訪れました!
アイフォンでもここまでキレイに撮影することができました!
紅葉って、ただ葉っぱだけを写すよりも、こうやって額縁に入れた方が映えるんだなと感じました。
だから絵画も額に入れるんだな。
だから女性も顔周りの髪を下ろして額縁を作るんだな。
そんなふうに思いました。
おばさまたちのグループが多く見られましたが、おしゃべりに夢中になってしまって、せっかくの景色を堪能できていないような印象を受けました。
私はこういうところには、やはり一人か家族と訪れたいです。
逆に、老夫婦が縁側に腰掛けて紅葉を眺めている姿はよかったです。
「あなた、いま日が差してるから撮るならいまよ!」
「おぉ、そうだな。カメラ、カメラ」
「早くしないとまた雲が出ちゃうわよ!」
「あぁ、わかってる。あれ、おかしいな…(起動しないカメラ)」
こういうたわいもない会話が素敵だなと思いました。
コロナ禍で縮こまったすべての人の心を溶かしてくれる、そんな素晴らしい景色でした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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