京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

気を使えない人との付き合い方。

先日、大学生の娘と話していたときのこと、どんな流れでそういう話題になったのか忘れたが、「気を使えない人っているよね」という話になった。

 

私が咄嗟に思いついた「気を使えない人」というのは、たとえば授業中遅れて入ってきたのに椅子をガタガタキーキー引きずって座ったり、図書館などの静かな場所で鼻をズーズーものすごい音を立ててすすっているような人。

 

私は音に敏感なので、その手の人がまっさきに頭に思い浮かぶのかもしれない。

 

一方、娘が話してくれたエピソードが非常に興味深かった。

 

娘が友人(同い年の女の子)と二人で食事に行った時のこと。

 

いくつか注文し、シェアして食べる形式のお店だ。

 

とんかつを注文したら、4切れにカットされた状態で運ばれてきた。

 

とんかつを4つにカットすると、当然のごとく端っこが2切れ、真ん中が2切れとなる。

 

娘はふつうに左端から取り、友人はそのとなりの「真ん中部分」を取った。

 

それを食べ終えた友人は、なんともうひとつの「真ん中の部分」を取ったそうなのだ。

 

娘としては、当然「真ん中の部分」と端っこを一切れずつ食べるものだと思っていたからびっくり仰天したらしい。

 

その瞬間、娘は考えた。

 

<ここで言わなかったら、きっと引きずってしまう。この子と友人関係を続けていくうえで「ひょっとしたら変な人なのかもしれない」というマイナスイメージが残ってしまう>

 

そして勇気をだしてこう言った。

 

「あのさ、私も真ん中食べたいかも。。。」

 

すると友人は悪びれもせずに、自分が一度つかんだ「真ん中の部分」を娘のお皿に入れたとのこと。

 

その後は気まずくなることもなく、楽しく会話が続いたらしい。

 

 

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娘は「言う瞬間にはさすがに緊張したけど、言わなかったら絶対に後悔していたと思う。嫌だと思ったらその場ですぐに言うのが大事」と語っていた。

 

私にはできないことである。

 

つい人に良い顔をしてしまい、後でグジグジ「あの人は思ったより気を使えない人だった。ガッカリ。付き合いを考え直そうかな」と悩むタイプだ。

 

娘は友人が決して多いわけではないが、親から見ても非常に人付き合いが上手だ。

 

これまでに、仲良しの子と大喧嘩したり泣きながら仲直りしたりとさまざまな経験をしてきた。

 

そういったひとつひとつの経験が、彼女の社交性を高めていると思うし、とても大人っぽい子だなと感心する。

 

私はいくつになっても「我慢→たまりにたまって爆発」という負のループから抜け出せない。

 

娘を見習いたいものだが、いまさらできるだろうか。。。

 

 

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