京都歩きと開運メモ

~50歳からの毎日を楽しむ~

ねじりまんぽ

「月2京都」のきっかけとなったのが、今年の9月に訪れた南禅寺でした。

 

南禅寺といえば紅葉シーズンがやはり人気ですが、

 

晩夏~初秋の南禅寺も、とっても素晴らしかったです。

 

9月の南禅寺行きがあまりにも良かったため、

 

その後、月2のペースで京都を訪れるようになったともいえます。

 

行き先に、なぜ南禅寺を選んだのかというと、

 

推し小説『京都寺町三条のホームズ』の中で、決定的に重要なシーンの舞台となっているからです。

 

南禅寺はどこにある?

皆さん、南禅寺の場所が京都市内のどのあたりかご存知ですか?

 

こういうのって、実際に行こうとしないと分からないですよね。

 

答えは、京都駅から見て右上、つまり北東です。

 

誰もが知っている清水寺の、さらに右奥になります。

 

 

ねじりまんぽ

南禅寺へは、蹴上駅を下車し、

 

地上に上がったらすぐに見えてくる

 

「ねじりまんぽ」という不思議なトンネルをくぐって向かいました。

 

 

 

 

「まんぽ」はトンネルという意味だそうです。

 

 

 



中は、レンガが捻れたように積み上げられていて、渦を巻いているように見えます。

 

この日は、ウェディングの撮影をされているカップルがいました。

 

 

 

 

「ねじりまんぽ」は明治時代に造られたそうです。

 

なんとも雰囲気のあるトンネルですよね。

 

さて、1枚目の写真のねじりまんぽに、

 

「雄観奇想」(ゆうかんきそう)という文字が刻まれているのが分かるでしょうか。

 

これは、「見事な眺めと、すぐれた考えである」という意味だそうです。

 

眺めが見事だと、すぐれた考えが浮かぶということでしょうか。

 

そして、写真はありませんが、トンネルの出口には、

 

「陽気発処」(ようきはっするところ)という文字が刻まれています。

 

調べてみたところ、これは朱子語類の中の一節らしく、続きがありました。

 

「陽気発する処、金石も亦透る」(きんせきもまたとおる)

 

【力強い陽の気が生じると、硬い金属や石でも突き破ってしまう】

 

という意味です。

 

そしてかの有名な

 

「精神一到、何事か成らざらん」

 

という文が続きます。意味は、

 

【(人間もおなじように)精神を集中すれば、どんなことでもできないことはない】

 

となります。

 

「陽気発処」

「陽気発処」について書いていたら、

 

昨夜のW杯クロアチア戦のことを思い出しました。

 

選手たちは、十分すぎるほど集中して戦っていたと思いますが、

 

ベスト8という悲願を達成するには、

 

ひょっとしたら、さらなる集中力が必要になるのかもしれませんね。。。

 

昨夜は悲しかったですが、

 

選手たちには心からの拍手を送りたいです。

 

蹴上インクライン

「ねじりまんぽ」の上には、「蹴上インクライン」という鉄道跡があります。

 

この鉄道の下を通れるように、「ねじりまんぽ」は造られたのですね。

 

 

 

 

こちらは若い子のあいだで人気の「映えスポット」で、

 

この日も人がいっぱいでした。

 

なんとか粘って、

 

無人の鉄道跡を撮ることができました!(満足)

 

こちらは、桜の季節に訪れると、

 

見事な映え写真が撮れると思われます。

 

 

 

今回は、南禅寺へ向かう道中にある、「ねじりまんぽ」と「蹴上インクライン」をご紹介しました。

 

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